わたしのすべてを(1934):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
わたしのすべてを(1934)
わたしのすべてを(1934)
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わたしのすべてを(1934)

1934年公開、恋愛
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「生活の設計」「暴君ネロ(1932)」のフレドリック・マーチ、「生活の設計」「南風」のミリアム・ホプキンス、「ボレロ」「バワリイ」のジョージ・ラフトが共演する映画で、ローズ・アルバート・ポーター作の戯曲「さなぎ」に基づき、「暴君ネロ(1932)」「競馬天国」のシドニー・バックマンがトーマス・ミッチェルと共同脚色し、「生の創め」「紐の仇討」のジェームズ・フラッドが監督にあたり、「生活の設計」「恋の凱歌」のヴィクター・ミルナーが撮影した。助演者は「レヴュー艦隊」「沈黙の証人」のヘレン・マック、「唄へ!踊れ!(1933)」のキティー・ケリー、「武器よさらば」のギルバート・エメリー、「拳骨大売出し」ウィリアム・コリアー・シニア、プランシュ・フレデリシ等である。

ストーリー

ある大学の教授ドン・エリスはリダ・ダロウという娘と恋仲で、リダは結婚によって2人の恋に変化の来ることを怖れて、ドンの申込を拒絶して来た。その中に、ドンは仕事のために西部へ行くことになり、リダに同道を勧めたが、彼女は容易には同意しなかった。と言っても、リダはドンを愛していることではあるし、ドンの熱心な勧誘にほだされて、再考を約したのであった。そうした状態にある2人が、ある夜酒場へ育人、ちょうど彼らのすぐ近くのテーブルにハニイとイーヴという恋人同志が射手、無頼の徒だったハニイは今後心を入れ替えるとイーヴに誓っていた。それは、イーヴに子供が産まれるということからで、そのように子供というものが如何に男を引きつけるものかを知ったリダは、自分にも赤ん坊ができたと称して、ドンの西部行きを止めようとした。が、この嘘は見事に失敗し、ドンはリダの利口的な態度を憤慨して、彼女と別れてしまった。数日後、リダは嘘を言ったことが今事実となって自分に現われて来たことに気付き今更のように煩悶した。ちょうどこの時、感化院にいるイーヴから手紙が来て、リダが会いに行くと、ふとしたことから投獄されたハニイに会ってくれと頼まれた。リダは早速ハニイを獄屋に訪れてイーヴの近況を伝えたが、ハニイはいよいよ子供が産まれるということとイーヴの真心を知って堪らなくなり、リダの援助を借りて破獄知、感化院からイーヴを連れだした。そのように産まれ出づる子供のためには何者も怖れぬ2人ではあったが、早くも当局の手は2人の隠れ家に迫り、到底逃げられぬものと明ねた2人は窓から飛び降りて自殺してしまった。リダは関係者として起訴され、周囲の者はハニイにおどかされたのだと言えというが、生まれる子供を愛する故に罪を犯して審だ2人に不利なことは言えぬと周囲の忠言を退けた。かくてリダは正当な裁判を受け始めて自分の真実を認めてくれたドンと幸福な生活を営むべく戦って行くと決心をしたのであった。

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作品データ

原題
All of Me
製作年
1934年
製作国
アメリカ
初公開日
1934年
製作会社
パラマウント映画
ジャンル
恋愛


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