殺人紳士録:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
殺人紳士録
殺人紳士録
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殺人紳士録

1963年公開
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流行作家シャルル・エクスブラヤのベストセラーから、ジャック・ロベール、ジャン・アラン、仏映画の中堅監督レオ・ジョアノンが脚色した犯罪もので「乙女の館」のピエール・プティが撮影を、「筋金を入れろ」のマルク・ランジャンが音楽をそれぞれ担当。出演者は「フランス式十戒」のフェルナンデル、「オルフェの遺言」のアンリ・クレミュー、「審判」のモーリス・ティナック、「ミス・アメリカ、パリを駈ける」のベルナール・ラバレット、他にノエル・ロック、ロベール・ダルバン、マリー・デアなど。

ストーリー

リモルディ(フェルナンデル)は銀行の経理課員でお人好しであることだけが取柄の男。ある日、彼の人生を大きく変える事件が起こった。ジェニー(エディス・スコップ)からの恋文が届けられたのだ。彼の生活が一変、夢に描いた恋人を得て、仕事が雑になり、現金輸送係にまわされた。ところがある日、ジェニーが怪我をしたという電話を受け、輸送途中に彼女を見舞ったが、何者かの謀略でそんな事実はなく、逆にその2億フランを奪われてしまった。頭取のレクレクル(ジョルジュ・シャラマ)からも白い目でみられ、ジェニーも姿を消してしまった。自殺まで考えた彼を救ったのは、保険会社のルバスール(モーリス・ティナック)と彼の妹エディット(マリー・デア)で、彼も少しずつ元気に元気になり、強盗逮捕協力のため町を散歩することを求められた。そして数日後ジェニーを見つける。だが約束の場所には彼女の絞殺死体が待っていた。彼女が口走った男の名、マルテル(ベルナール・ラバレット)を追う彼を待っていたのも、やはり同じ手口の絞殺死体、彼の容疑は連続殺人にまでされかかるが、ルバスールの助言でそのまま捜査を進め、かつての現金輸送の相棒ベルトランのあらい出しに成功、逮捕寸前警察の裏をかいて絞殺された。だが、強盗の主犯は頭取のルクレールであることをつきとめ、リモルディは、単身頭取の呼び出しで銀行を訪れるが、何者かに殴られ気絶、正気を取り戻したときに頭取は殺されてい、あたかも彼の犯行かに見えるようにしてある。逃げよう。彼はエディットの里子先に助けを求めた。しかし、そこには2億フランの現金があり、後から駆けつけたルバスールとエディットに銃口を向けられ、彼が本当の主犯であることを小気味快げに語った。しかし、警察の捜査陣もリモルディの電話連絡で彼らの発砲より早く、到着したのだった。リモルディの孤独な姿が町角にあった。

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作品データ

原題
The Murderer is in the Directory
製作年
1963年
製作国
アメリカ
配給
パラマウント
初公開日
1963年
製作会社
パラマウント映画


[c]キネマ旬報社