パワー・オブ・ワン:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
パワー・オブ・ワン
パワー・オブ・ワン
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パワー・オブ・ワン

1993年4月10日公開、127分
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1930年代の南アフリカで生まれたイギリス人の少年が孤児となり、人々の善意とアフリカの大自然に学びながら成長していく姿を描く人間ドラマ。監督は「ロッキー」のジョン・G・アヴィルドセン、製作は「JFK」のアーノン・ミルチャン、エグゼクティヴ・プロデューサーは「真実の瞬間」のスティーヴン・ルーサー、グラハム・バーク、グレッグ・クート。ブライス・コートネイの半自伝的同名小説をもとに「ベスト・キッド」のロバート・マーク・カーメンが脚本を執筆。撮影は「ダンス・ウィズ・ウルブズ」のディーン・セムラー、音楽は「レインマン」のハンス・ジマーが担当。主演はスティーブン・ドーフ、「ミュージックボックス」のアーミン・ミューラー・スタール、「許されざる者(1992)」のモーガン・フリーマン、「プロスペローの本」のサー・ジョン・ギールグッド。

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ストーリー

南アフリカのイギリス人農園経営者の一人息子として生まれたPK(ガイ・ウィッチャー)は、生まれる前に父を亡くし、病気がちの母の負担を軽くするため全寮制の学校に入学させられた。学校ではイギリス支配化で迫害されてきたフランス・ドイツ系の生徒にいじめられ、やがて孤児となったPKは理不尽ないじめに対して対抗し、小学校から祖父のもとへ送られる。祖父はPKをドイツ人のピアニスト、ドク(アーミン・ミューラー・スタール)に預ける。ドクはPKにピアノを教えると共に、アフリカの大自然を通して人間を、そして人生を教えた。そのドクが収容所へ入れられると、PKは祖父のもとから収容所に通い、ズール族の人々と親しくなり、その中の1人、ヒール・ピート(モーガン・フリーマン)にボクシングを習い始める。12才になったPK(サイモン・フェントン)は収容所内でボクシング・チャンピオンになるほど腕を上げ、収容所内の人々と共に、音楽を武器に抵抗を試みた。混乱の中でピートは命を落すが、勇気と自信を得たPK(スティーブン・ドーフ)は、高校生になるとボクシングと学業で頭角を現わし、校長のセント・ジョン(サー・ジョン・ギールグッド)にも期待される青年に成長した。そして、アパルトヘイト推進論者の父を持つマリア(フェイ・マスターソン)という少女と出会った。マリアはPKの考えを理解し、PKがズール族の人々に英語を教えることを手伝う。しかし、ある日南ア軍の兵士たちが、PKが英語授業を行っていた教会にやって来て大暴動が起き、マリアが撲殺されてしまう。兵士の中に小学生時代にいじめられたボータ(ダニエル・クレイグ)がいた。彼と一騎打ちして倒したPKは、ボクシングを通じて友となったギデオン(アロイス・モヨ)と共に、新天地へ向かって旅立つのだった。

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作品データ

原題
The Power of One
製作年
1992年
製作国
アメリカ
配給
ワーナー・ブラザース映画
初公開日
1993年4月10日
上映時間
127分
製作会社
アーノンミルチャンプロ作品


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