PNDC エル・パトレイロ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
PNDC エル・パトレイロ
PNDC エル・パトレイロ
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PNDC エル・パトレイロ

1993年7月3日公開
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理想に燃える若きハイウェイ・パトロールマンが、いつしか不正の側に足を踏み入れてしまう姿を描く人間ドラマ。監督は「ウォーカー」のアレックス・コックスで、イギリス出身の彼にとって初の外国語(スペイン語)映画である。製作・脚本は「ストレート・トゥ・ヘル」のロレンツォ・オブライエン、エグゼクティヴ・プロデューサーはケイブルホーグ代表の根岸邦明、撮影はミゲル・ガルソン、音楽はザンダー・シュロスが担当。出演は「私が愛したグリンゴ」のロベルト・ソサ、「アンダー・ファイア」のブルーノ・ビシール、「エル・ノルテ 約束の地」のザイーデ・シルヴィア・グチエレスなど。

ストーリー

理想主義者のメキシコ青年、ペドロ・ロハス(ロベルト・ソサ)とアニバル・グエレロ(ブルーノ・ビシール)はナショナル・ハイウェイ・パトロール・アカデミーの生徒。卒業後、ハイウェイ・パトロールに入隊したペドロとアニバルは、厳しい砂漠の勤務となった。ある日のパトロールで、ペドロはグリセルダ(ザイーデ・シルヴィア・グチエレス)の運転する不法労働者を乗せたトラックを止める。グリセルダの誘惑に負けたペドロは彼女と結婚するが、ハイウェイで賄賂を受け取ることを拒み、収入が少ないペドロに、グリセルダは不平を洩らし、プレッシャーをかけ始めた。養豚トラックで混雑する街道に左遷されたペドロは、ある日無許可のトラック運転手から賄賂を受け取ってしまい、その時から彼の倫理感は変わってしまう。アニバルや他の同僚たちと一緒に売春宿に出かけたペドロは、そこでマリベル(ヴァネッサ・ボウシェ)に出会い、その魅力の虜になってしまった。翌日、交通違反者に銃撃されたペドロは足を負傷してしまう。療養中に父を亡くしたペドロは、仕事も私生活もトラブル続き。ある日、麻薬密輸者を追跡していたアニバルからペドロのもとへSOSが入るが、時すでに遅く、駆けつけたペドロの腕の中でアニバルは息絶える。ペドロは、麻薬の売人の名と車のナンバーをつきとめ、密売人エミリオ(トゥイ・イズラス)を追いつめる。銃撃戦の中、ペドロはエミリオを説得しようとするが、誤って撃ち殺してしまう。仕事をやめたペドロは、グリセルダの牧場の経営を任されることになった。ペドロが麻薬中毒患者となったマリベルを訪ねると、マリベルはまた売春宿で働かずにすむように、一緒に住んでくれるよう頼む。彼女を養うことを約束したペドロは家路へとハンドルを切るのだった。

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作品データ

原題
El Patrullero
製作年
1991年
製作国
アメリカ
配給
ケイブルホーグ
初公開日
1993年7月3日
製作会社
トゥゲザーブラザースプロ/ウルトラフィルムズ作品


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