烙印の狼:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
烙印の狼
烙印の狼
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烙印の狼

1966年公開、西部劇
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アル・デューレンの小説『虎の夜』を製作者のアンドリュー・J・フェナディが脚色し、TVでも活躍しているバーナード・マックビーティが監督した西部劇。撮影はレスター・ショア、音楽はリチャード・マーコウィッツが担当した。出演は「酋長ジェロニモ」のチャック・コナーズ、「ホテル」のマイケル・レニー、新星キャスリン・ヘイズ、「シンシナティキッド」のジョーン・ブロンデルほか。

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ストーリー

真黒に陽やけした顔には深いしわが刻まれ、ヒゲはのびほうだいの男がひとり、夕陽を浴びて荒野をやってきた。ジョナス・トラップ(チャック・コナーズ)である。野牛を追って11年、鞍に1万7000ドルをつめ、やっと故郷のテキサスへ戻って来たのだ。11年前彼はテキサスのコルディロンでジェシー(キャスリン・ヘイズ)という娘と結婚したものの、ジェシーと病身の母親を残して、自分の手で金を稼ぐんだと言って旅に出たのだった。日も暮れかけた時、彼はキャンプの火を見て近づいた。突然彼の前に3人の男が現れ、牛泥棒と決めつけた。彼らは銀行家のブルックス・デュラム(マイケル・レニー)とギャンブラーのジョンシー、カウボーイのエルウッドで、ジョナスにリンチを加えその上金を奪って立ち去った。怒りに燃えてジョナスは、町へやって来た。そこで彼が知ったのは、自分の妻ジェシーが銀行家のブルックスと再婚しようとしていることだった。母も死に、行くあてのなくなったジョナスは町をうろつき回った。その夜からジョナスの復讐が始まった。その第1はジョンシーであった。この事件を聞いて驚いたのはカウボーイのエルウッドだ。1万7000ドルを盗んだのはブルックスに違いないと思った彼は、分け前を要求したが、果たせずブルックスとジョナスの命を狙って待ち構えた。一方ジェシーは自分が結婚しようとするブルックスの本心が悪と知ると、婚約を断って、その金を早くジョナスに返すように言った。町の大通りで、エルウッドの拳銃が突然火を吹いた。だがジョナスの方が一瞬早く、敵を倒していた。ジョナスは町に未練はなかった。ジェシーが止めるのもきかず、金をブルックスの手に残したまま町を出て行くのだった。

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作品データ

原題
Ride Beyond Vengeance
製作年
1966年
製作国
アメリカ
配給
コロムビア映画
初公開日
1966年
ジャンル
西部劇


[c]キネマ旬報社