ニューヨークの恋人(1979):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ニューヨークの恋人(1979)
ニューヨークの恋人(1979)
-

ニューヨークの恋人(1979)

1980年12月13日公開、恋愛
0
-
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

大都会ニューヨークを舞台に、異なる人生を歩んでいた男女が出会い、互いに自分の人生を見つめながら結ばれるまでを描くラブ・ストーリー。製作はスティーブン・フリードマン、監督は「ハイスクール」のマーティン・デイヴィッドソン、脚本はA・J・キャロザーズ、撮影はデイヴィッド・M・ウォルシュ、音楽はパトリック・ウィリアムスが各々担当。出演はジョン・リッター、アン・アーチャー、バート・コンヴィー、ケヴィン・マッカーシー、ハリー・ベラバーなど。

ストーリー

スチーブ・ニコルズ(ジョン・リッター)は、ブロードウェイの俳優を志す多くの若者のひとりだ。昼間はオーディションを受け、夜は資金稼ぎのアルバイトに精を出していた。彼はアパートの向かい部屋に住むマーシュ(アン・アーチャー)に気があったが、CM製作のスタイリストをしている美人の彼女はスチーブには見向きもしない。ある夜、彼は、いつも仕事の世話をしてくれるウォルター広告社のエディ(ハリー・ベラバー)の口ききでアルバイトに出かけた。仕事は、今ニューヨークで人気のある映画“キャプテン・アベンジャー”の宣伝のためにアベンジャーの衣裳を身につけ劇場で子供たちにサインするというものだった。上映中のいくつかの劇場の前では数十人ものアベンジャーが同じことをしていた。仕事を終え、その衣裳のままスーパーに駆け込んだスチーブは、そこで店主の老夫婦を脅す強盗たちと居合わせてしまう。突然のキャプテン・アベンジャーの出現に驚く店主を目の前に本物そっくりに強盗たちを殴り倒すと、彼は奇妙な満足感をもってその場を去った。翌日のニュースでは、昨夜の事件でもちきりで、街中の話題はアベンジャーが誰であったのか、そして次には何をしでかすか、に集中していた。ウォルター広告社の社長ウォルター(バート・コンヴィー)は、来たるニューヨーク市長選挙の市長側の選挙参謀カルビン(ケヴィン・マッカーシー)に、人気が下火になっている市長に新しいイメージを提供するプランを迫られていた。社員のエディから街中のアベンジャー熱を聞いたウォルターは、アベンジャーと市長選を結びつける事を考えつき、事件のヒーローを探し出すことをエディに命令した。一方、家賃が払えなくてアパートを出ることになったスチーブは、ある夜再び、逃亡中の男を自ら負傷しながら追跡し、男が逮捕されるのを見とどけそっとその場を去った。家主に鍵をかけられてしまい、アパートの部屋の前で座り込んでいると、仕事から帰って来たマーシュが彼を見つけ、彼女の部屋で傷の手あてをした。それがきっかけで奇妙な同棲生活が始まった。一方その日の事件でますますアベンジャー熱は増していくが、正体がスチーブだと気づいたウォルターとエディの策略で選挙運動に悪用されるスチーブ。その事に気づいた人々が彼を囲み、大乱闘が起こる。街を出ようと決心したスチーブは、その時発生した火事の猛火の中から命がけでひとりの少年を救った。負傷して火の中から運ばれたスチーブに、観衆の中にいたマーシュが涙でかけよるのだった。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
Hero at Large
製作年
1979年
製作国
アメリカ
配給
MGM映画=CIC
初公開日
1980年12月13日
製作会社
キングス・ロード・プロ
ジャンル
恋愛


[c]キネマ旬報社