必殺処刑コップ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
必殺処刑コップ
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必殺処刑コップ

1994年3月26日公開、社会派
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ロサンゼルス市に実在する特別調査班SIS(Special Investigation Section)に材を採り、凶悪犯罪に対処する特殊捜査班に配属された青年刑ことの戦いと苦悩、そしてアメリカの暴力の現実を描いた社会派バイオレンス・ドラマ。監督は「処刑教室」「コマンドー」のマーク・L・レスター。脚本は、製作も兼ねるフランク・サクスがSISの実態を暴いたロサンゼルス・タイムスの記事に触発され、製作補も兼ねるロバート・ボリスと共同で執筆。エクゼクティヴ・プロデューサーは「対決(1989)」のウォルフ・シュミットとマーク・アミン。撮影は「ロボコップ」のマーク・アーウィン、音楽は「ハード・トゥ・キル」のデイヴィッド・マイケル・フランク。美術を「TINA/ティナ」のリチャード・L・ジョンソン、編集を「レッドブル」のドン・アーロンがそれぞれ担当。主演は「レネゲイズ」のルー・ダイアモンド・フィリップス。共演は「羊たちの沈黙」のジョン・グレン、「ラスト・ボーイスカウト」のチェルシー・フィールド、「ロンゲスト・ヤード」のエド・ローターほか。

ストーリー

ロサンゼルス市警の刑事ジェフ・パワーズ(ルー・ダイアモンド・フィリップス)は、犯罪を憎むゆえの度重なる暴力捜査と規律違反から内務部に目を付けられ、免職されそうになる。そんな彼を、かつてコンビを組んだベテラン刑事ことのダン・ヴォーン(スコット・グレン)が救った。ヴォーンは、ジェフを自分の所属するSISに引き抜く。SISの任務は凶悪犯の重犯防止と町からの駆除で、その方法はマークした標的を泳がせ、犯行直後に現行犯逮捕または射殺するという超法規的な集団だった。ある銀行強盗計画を察知したSISは完全武装で現場に向かい、ジェフとヴォーンと共に構内で一味を待機する。襲撃が始まり、激しい銃撃戦の末に犯行は阻止されたが、一般市民にも多数の死者を出した。ジェフはあまりに乱暴な捜査方法に疑問を感じる。続いてSISはレイプ事件に当たるが、被害者が暴行されているのを傍観するメンバーに業を煮やしたジェフは、命令を無視して飛び出す。犯人は射殺されたが、被害者も死ぬ。ジェフの恋人で新聞記者のケリー(チェルシー・フィールド)は、取材を続けるうちにSISの存在を知るが、ジェフは彼女にも沈黙を守り続けた。SISの活動はエスカレートし、次第にヴォーンとの確執は深まり、ジェフはチームの中で孤立する。少年サーファー強盗団逮捕の指令を受けたSISは現場に向かうが、ヴォーンは未成年の犯人を正当防衛に見せかけて射殺する。悩み抜いた末にジェフは、ついにケリーに洗いざらいぶちまけ、秘密部隊の実態も新聞やTVでスクープされた。ヴォーンの元を訪れ、激しく殴り合ったジェフは、バッジを捨てて彼の前から去った。

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作品データ

原題
Extreme Justice
製作年
1992年
製作国
アメリカ
配給
日本ヘラルド映画
初公開日
1994年3月26日
製作会社
コディアック・フィルムズ=アリカ・プロ
ジャンル
社会派


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