ことの次第:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ことの次第
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ことの次第

1983年11月5日公開、121分
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製作上の問題で撮影が中断した映画撮影チームの当惑ぶりと混乱を、ロケ地であるポルトガルの海辺を舞台に描く。監督・脚本を手掛けたヴィム・ヴェンダースがフランシス・コッポラに招かれて82年にハリウッドで撮った「ハメット」と並行して作った作品で、その時の苦い経験が盛り込められている。製作はクリス・ジーヴァニッヒ、共同脚本はロバート・クレイマー、撮影はアンリ・アルカン、マーティン・シェーファー、フレッド・マーフィー、音楽はユルゲン・クニーパー、編集はバルバラ・フォン・ヴァイタースハウゼン、ペーター・プルツィゴッダが担当。出演はイザベル・ヴェンガルテン、レベッカ・パウリー、ジョフリー・キム、ジョフリー・ケーリイ、パトリック・ボーショウ、ポール・ゲッティ3世、サミュエル・フラー、アレン・ゴーウィッツなど。

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ストーリー

ポルトガルの海岸に建つホテル。季節はずれのこのホテルに、ある団体が宿泊している。映画の撮影チームの一行だ。アメリカ人とヨーロッパ人の混合で編成されたこのチームは、どことなくしっくりいっていない様子だ。2年ほど前に大嵐に見舞われ一部破損したこのホテルを、撮影隊は格好の素材と見なし、爆発を受けた後の風景として撮影に利用することにした。映画は、50年代のアラン・ダンのSF映画の再映画化「ザ・サヴァイバー」である。しかし、撮影チームが来てから二週間たった時、資金その他が足りなくなるという事態が生じる。今まで撮ったフィルムを持ってLAに戻ったプロデューサーのゴードン(アレン・ゴーウィッツ)が戻ってこないのだ。電話もこない。監督のフリッツ(パトリック・ボーショウ)はゴードンを探しにハリウッドへと飛んだ。映画を撮り続けることが可能なのか確かめなくてはならない。しかし、ゴードンは何者かから逃げまわっているということをフリッツは知らされる。一方、アンナ(イザベル・ヴェンガルテン)やマーク(J・キム)らは、そんな事態をよそに、プライヴェイトな悩みごとで時間を過ごしていた。

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作品データ

原題
Der Stand der Dinge
製作年
1982年
製作国
西ドイツ
配給
大映インターナショナル
初公開日
1983年11月5日
上映時間
121分
製作会社
ロード・ムーヴィー・フィルム・プロ=フィルムフェラーク・レア・オートーレン


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