卒業生:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
卒業生
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卒業生

1976年10月9日公開
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南国フィリッピンを舞台に、18歳のフランス娘が恋にめざめ、奔放な愛の歓びを体験する。製作はオビディオ・G・アソニティスとジョルジョ・カルロ・ロッシ、原作・監督・脚本は「エマニュエル夫人」の原作者として知られているエマニュエル・アルサンが自ら監督としてデビュー、撮影はロベルト・デットーレ・ピアッツォリ、音楽はフランコ・ミカリッツィ、衣裳はジャック・フォントレーがそれぞれ担当。出演は新人アニー・ベル、エマニュエル・アルサン、アル・クリーヴァー、オルソ・マリア・グェッリーニ、ピエール・オードブルグ、シルビオ・シモネッリなど。

ストーリー

ローラ(アニー・ベル)がカメラマンのニコルス(アル・クリーヴァー)に初めて会ったのは、彼がマニラ空港から出て来た時だった。二人はラルス太平洋研究所に行くバスに乗り合わせた。彼女は研究所長で牧師オルセン(シルビオ・シモネッリ)の娘で、二人は初めての出会いで感じあうものがあった。研究所では全滅しかけているマーラ族についての研究をしているのだった。講義に立ち会ったローラは、その後、生まれたままの肢体の上にブラウスとスカートをまとっただけの姿でテニスをした。ニコラスはそんなローラに見とれカメラを廻した。夜、誕生パーティ。ニコラスとローラの唇がかさなり、ローラは体を開いた。プール。一糸まとわぬローラが泳ぐ。水中カメラで追うニコラス。やがてニコラスとローラは結婚した。そして二人が求めたものはマーラ族の新年を体験することだった。マーラ族は新年の朝、過去を忘却することで永遠の生を求めるという。研究所のモーガン教授と愛人のミルテ(エマニュエル・アルサン)そしてニコラスとローラの四人は、マーラ族のいるエメール島を訪れた。夜、奇妙な衣裳をまとった男たちがローラを愛撫していた。見慣れない肌と容貌の男たちだった。ローラは仏のように透明世界の中に横たわっていた。

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作品データ

原題
Laure
製作年
1975年
製作国
フランス イタリア
配給
東宝東和
初公開日
1976年10月9日
製作会社
ア・エレ・チネマトログラフィカ


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