愛なき女:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
愛なき女
愛なき女
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愛なき女

1987年8月15日公開、85分
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憎しみ合う兄弟の悩みと和解を描く家族劇。製作はセルヒオ・コーガン、監督は「昇天峠」のルイス・ブニュエル、原作はギイ・ド・モーパッサンの小説『ピエールとジャン』、脚本はハイメ・サルバドール、撮影はラウル・マルティネス・ソラレス、音楽はラウル・ラヴィスタ、美術はグンテル・ヘルソ、編集はホルヘ・ブストスがそれぞれ担当。出演はロサリオ・グラナドス、フリオ・ビリャレアルほか。

ストーリー

古美術商を営む資産家夫婦の仲は冷めきっていた。というのも妻ロサリオ(ロサリオ・グラナドス)には、25年前に長男カルロスが子供のころ家出をし、山でさまよってるところを助けたフリオ(ティト・フンコ)と恋に落ち、未だに忘れられないからである。月日が経ち、成人した次男のカルリートス(ハイメ・カルペ)に突如莫大な遺産が転がり込む。贈り主は、一度は成就しかけたロサリオとの愛を諦めて国を離れたフリオだった。その金でカルリートスは豪華な結婚式を挙げるが、式の最中に父のドン・カルロス(フリオ・ビリャレアル)は急死する。医師であるカルロス(ホアンキン・コルデロ)は、研究のための資金が欲しかったばかりでなく、弟の新妻は彼が想いを寄せていた女性であったことから弟を敵視し始める。彼は母が隠していた写真から彼女の不義を知り、弟の出生に疑惑を抱くようになる。やけになったカルロスは熱帯行きを決意するが、弟と口論するうちにあやうく殺し合いの喧嘩になりかける。その時、母は決然と自らの過去を明らかにし、息子たちとも別れて、独り愛人の想い出とともに生きることを宣言するのだった。

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作品データ

原題
Una Mujer Sin Amor
製作年
1951年
製作国
メキシコ
配給
ヘラルド・エース=日本ヘラルド映画
初公開日
1987年8月15日
上映時間
85分
製作会社
インターナショナル・シネマトグラフィカ


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