猿人ジョー・ヤング:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
猿人ジョー・ヤング
猿人ジョー・ヤング
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猿人ジョー・ヤング

1952年1月12日公開、94分
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「黄色いリボン」「リオ・グランデの砦」を共同製作したジョン・フォードとメリアン・C・クーパーのアーコ・プロ1949年の作品で、クーパーが往時製作した「キング・コング(1933)」を再現しようとするトリック映画である。「キング・コング(1933)」のルース・ローズが再び脚本を執筆、その夫アーネスト・B・シューザックが監督した。撮影はロイ・ハント、音楽は「ネヴァダ男」のC・バカライニコフの担当。主演は「ガス燈」のテリー・ムーア、「リオ・グランデの砦」のベン・ジョンソン。「南支那海」のロバート・アームストロング、「裏街(1941)」のフランク・マクヒューらが助演する。

ストーリー

アフリカのコンゴーで父と暮らしていた少女ジルは、原住民からゴリラの仔を買い取りジョーと名付けて育て始めた。10年経ちハリウッドのショー・マン、マックス・オハラ(ロバート・アームストロング)は出し物の猛獣を探しにアフリカへ渡った。冒険好きのカウボーイ、グレッグ・フォード(ベン・ジョンソン)も同行したが、一行は突如巨大なゴリラに襲われた。怪物がジル(テリー・ムーア)のペット、ジョーであることを知ったマックスは、彼女を説き伏せてゴリラをアメリカへ渡らせることにした。ナイト・クラブでのジョーの興行は大当りで、その怪力ぶりに人々は舌をまいたが、ジョーとジルは却ってこの生活を楽しまず、ひたすらアフリカへ戻りたがった。ある夜酔客が戯れにジョーに酒を飲ませたことから、ゴリラは檻を破ってあばれ出し、クラブを破壊してしまった。警官出動の報に、マクスはジョーを逃そうと、ジルとグレッグをつけてトラックで脱走させた。途中、猛火につつまれた孤児院で、ジルとグレッグは逃げることも忘れて子供を助けたがこの時最も華々しい動きをしたジョーを、追ってきた警官も射つことはできなかった。ジルと結ばれたグレッグともども、ジョーはやがて懐かしのアフリカへ帰ることになった。

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作品データ

原題
MIGHTY JOE YOUNG
製作年
1949年
製作国
アメリカ
配給
RKOラジオ日本支社
初公開日
1952年1月12日
上映時間
94分
製作会社
RKO・ラジオ映画


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