レネットとミラベル 四つの冒険:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
レネットとミラベル 四つの冒険
レネットとミラベル 四つの冒険
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レネットとミラベル 四つの冒険

1989年7月29日公開
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ふとしたことからある田舎町で出会った二人の少女が体験するさまざまな出来事を四つのエピソードから描く。監督・脚本は「モード家の一夜」のエリック・ロメール、撮影は「緑の光線」のソフィー・マンティニュー、音楽はロナン・ジレとジャン・ルイ・ヴァレロが担当。出演はジョエル・ミケル、ジェシカ・フォルドほか。

ストーリー

〈青い時間〉自転車のパンクをきっかけにミラベル(ジェシカ・フォルド)はある田舎道で、この町の納屋のような家に一人で住み、絵を描いて暮らしているレネット(ジョエル・ミケル)という少女と出会う。彼女はミラベルに、夜明け前の一瞬、完全に音のない世界になる“青い時間”を体験させようとその家に泊まるように誘うが、自動車の音でそれは失敗に終る。落胆するレネットに、ミラベルはもう一晩家に泊まることを告げ、二人はその一日、田舎の生活と自然を発見してゆく。そして二泊目の夜明け、二人は“青い時間”を味わい感動する。〈カフェのボーイ〉秋になり、パリのミラベルのアパートに同居し、美術学校に通うレネットは、ある日待ち合わせのモンパルナスのカフェで、奇妙なボーイ(フィリッブ・ローデンバック)と出会う。小銭のない彼女の、友達を待っているという言葉を信じない彼は、レネットが食い逃げをすると思っているのだ。果たしてやって来たミラベルも小銭がなく、二人は払わずに逃げるが、翌朝レネットは、金を返しにカフェに出かける。〈物乞い、万引、ペテン師の女〉物乞いに小銭をやるレネットに影響をうけたミラベルは、ある日スーパーで、万引きする女を見つけ、彼女を助ける行為を示すが、成り行きから女が万引した商品はミラベルの手に残ってしまう。帰宅後、二人は彼女の行為について話しあう。ある日レネットは、駅で小銭をせびる女(マリー・リヴィエール)に会い、彼女に小銭を与えたため電車に乗り遅れてしまう。電話をしようとするが小銭もなく、彼女も通行人に小銭をせびってみるがうまくゆかない。するとさっきの女がまた小銭をせびっているのを発見し、彼女に金を返すように詰め寄るのたが……。〈絵の販売〉レネットは、今月家賃を払う担当だったが、金が無かった。二人は相談して絵を売ることにする。レネットは言葉を話せないふりをして画廊の主人(ファブリス・ルキーニ)と交渉するが、うまくゆかない。が、ミラベルの機転で、二人は大金を手にするのだった。

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作品データ

原題
Quatre Aventures de Reinette et Mirablle
製作年
1986年
製作国
フランス
配給
シネセゾン
初公開日
1989年7月29日
製作会社
C・E・R=レ・フィルム・デュ・ロザンジュ


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