離愁(1973):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
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離愁(1973)
離愁(1973)

離愁(1973)

1975年2月22日公開,95分

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第二次世界大戦中のフランスを舞台に、妻子ある中年男とドイツ生まれのユダヤ女の愛と別れを描く。製作総指揮はラルフ・ボーム、製作・監督は「個人生活」のピエール・グラニエ・ドフェール、脚本はドフェールとパスカル・ジャルダン、原作はジョルジュ・シムノン、台詞はパスカル・ジャルダン、撮影はワルター・ウォティッツ、音楽はフィリップ・サルド、編集はジャン・ラウェルが各々担当。出演はロミー・シュナイダー、ジャン・ルイ・トランティニャン、ニク・アリギ、レジーヌ、フランコ・マツィエリ、モーリス・ビローなど。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

一九四〇年、ドイツ軍はノルウェー、デンマークに侵入し、五月にはフランスにも侵入してきた。ジュリアン(J・L・トランティニャン)は北部フランスのある村でラジオの修理屋を営んでいたが、事態が切迫するにつれ、いよいよ住みなれた故郷を去らねばならぬ時が来たことを知った。この村に住んで四十年以上、きわめて単調で退屈な日々といってよかったがふと自分が住みなれた村を去るとき、自分の人生に一大転機がおとずれるのではないかと思った。やがて村人たちが列車で村を立ち退く日がきた。幼い娘と妊娠中の妻モニーク(N・アリギ)を客車に乗せ、自分は家畜車に乗らなければならなかった。その日は、フランスでも五十年に一度という絶好の春日和だった。列車は美しいフランスの田園を走る。駅に停まると待ち構えていた避難民が押しかけてきたのでたちまちすし詰めとなりその間、ドイツ軍の攻撃は日増しに激しさを加え、避難民の不安は日毎に募っていった。やがて、名も知れぬ駅に列車が停車したとき、ジュリアンは、列車に乗り込もうとして小走りにかけて来た若い女アンナ(R・シュナイダー)を見つけ、自分が乗っている家畜車に乗せてやった。彼女はドイツ生まれのユダヤ人だった。二人は自由に身動きできない貨車の中で、互いに寄り添うようにしながら旅を続けたが、殆んど口をきかなかった。しかし、二人の心は次第にたかまり、求めあった。ジュリアンは、それが不倫の恋と知りつつ、愛情は深まるばかりだった。アンナも、ドイツ軍に追われ続けた辛い過去を、ジュリアンを知ることでしばし忘れることが出来た。その頃、ジュリアンの妻子が乗っていた客軍は切り離され、行方が知れなかった。二人の乗った客車はやがて終着駅に到着した。そこで、妻が病院で男の子を生んだことを知ったジュリアンは病院に駆けつけ、その間、アンナは姿を消した。それから三年、ジュリアンは元の平凡な生活に戻った。そんなある日、彼はナチの秘密警察から呼び出しを受け、そこで、レジスタンスの一員として捕えられたアンナと再会した。係員は、彼女との関係を追求する。シラを切れば身の安全を期することは出来たが、ジュリアンはアンナに近より、抱きしめた。

作品データ

原題
Le Train
製作年
1973年
製作国
フランス
配給
20世紀フォックス
上映時間
95分
製作会社
リラ・フィルム

[c]キネマ旬報社

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