愛の終りに:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS
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愛の終りに
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愛の終りに

1975年9月13日公開
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殺人容疑で逮捕された青年の母親と、それを裁こうとする判事の心理的葛藤を描く法廷ドラマ。製作はカルロ・ポンティ、監督は「愛のために死す」のアンドレ・カイヤット、脚本はカイヤットとアンリ・クポンの共同、翻案はピエール・デュメイエとポール・アンドレオータとカイヤット、撮影はジャン・バダル、編集はポール・カイヤットが各々担当。出演はソフィア・ローレン、ジャン・ギャバン、アンリ・ガルサン、ジュリアン・ベルトー、ミシェル・アルベルティーニなど。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

テレーザ・レオーニ(S・ローレン)は、弁護士ランネロング(A・ガルサン)から、息子アンドレ(M・アルベルティーニ)の裁判がミュニエール判事(J・ギャバン)のもとで行われることを知らされた。息子のアンドレはアニー(M・カタラ)というガールフレンドを暴行殺害した罪に問われていたがミュニエール判事はこの種の事件に対しては苛酷さをもって知られていた。裁判が始まる前にテレーザは判事を訪ねた。成熟した肉体を武器に彼を味方にひきいれようとしたのだが、判事とは会えなかった。開廷の日、テレーザは傍聴席で判事の起訴理由に耳をすませていた。テニスの帰りにアニーを暴行して殺し、死体を川に棄てたというのだ。しかもアンドレはすぐカッとなるタチであり、父親はギャングだったために警察に殺されたという補足までついていた。そこまで聞いたテレーザは席をたち、やとった男たちを使って判事の妻ニコール(G・カサデシュ)を誘拐した。電話で判事を誘い出したテレーザは、判事にアンドレを無罪にすればニコールも無事返すという。判事は条件をのむ以外に術がなかった。翌日の法廷で、アンドレは事件当日のアニーのことを語った。家に連れ込んだのは彼女にホモではないかとからかわれたためだ。セックスしてもさらに彼女はテレーザの衣裳をまとい母親を犯すつもりでもう一度と挑んだ。たまりかねて彼が殴ると、アニーは洗面台に頭をぶつけて気を失った。病院に運ぼうとして彼は、表にとまっていたパトカーを見て気遅れし、アニーを川に投げ棄てたのだという。法廷でのミュリエール判事の態度が徐々に変わっていった。テレビでさえ彼が被告に同情的になったと報じた。その夜、とらわれのニコールが、糖尿病の薬を打ち砕いた。誘拐者たちへの彼女なりの反抗だった。しかし、結局判事の好意的な言語も奏効して、アンドレは無罪になった。がその間ニコールは死んでいった。事件のあと、息子アンドレの心はすでに母親から離れており、呆然とするテレーザ。思わぬなり行きにショックを受けたテレーザは生きる希望をなくした。彼女は車のアクセルを踏むとコンクリートの壁に激突さた。

作品データ

原題
Verdict
製作年
1974年
製作国
イタリア フランス
配給
ワーナー・ブラザース
製作会社
コンパニア・シネマトグラフィカ・チャンピオン=レ・フィルム・コンコルディア

[c]キネマ旬報社

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