鷲の谷:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
鷲の谷
鷲の谷
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鷲の谷

1953年3月8日公開
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「狂乱の狼火」の脚本を書いたテレンス・ヤングが脚本と監督を受けもった一九五一年作品で、北極の大雪原を舞台にしたメロドラマ。製作はナット・A・ブロンステン、撮影はハリー・ワックスマン(「艦長ホレーショ」の第二撮影者)、作曲はニーノ・ロータの担当。主演は「兇弾」のジャック・ウォーナー、フランス映画出身のナディア・グレイ、それにジョン・マッカラムの三人で、アンソニー・ドーソン(「スペードの女王」)、メアリー・ローラ・ウッド、ノーマン・マックオーアン、アルフレッド・モーアスタッドらが助演。

ストーリー

スウェーデンの科学者ニルス・アーレン(ジョン・マッカラム)は音響の衝撃を電子エネルギーに変えるという貴重な研究を完成したが、妻のヘルガ(メアリー・ローラ・ウッド)と助手のスヴェン(アンソニー・ドーソン)は共謀してこの研究を盗み逃亡した。ニルスの報告により二人の行方を調べた警部(ジャック・ウォーナー)は、かれらがノルウェイの国境方面に向ったことを知った。ただちに二人のあとを追跡した捜索隊は人跡未踏の大雪原ラップランドに辿りついたが、前途には一そうの困苦が待ちうけていた。ラップ族は捜索隊を案内することになり、ニルスは美しいラップ族の娘カーラ(ナディア・グレイ)と知り合った。一行は逃亡者の偽の橇跡に追跡が手間どり、先導者は死に道に迷って狼の襲撃におびやかされた。こんなうちにもニルスとカーラの間には愛が芽生えた。狼の脅威はますます加わり、弾薬も欠乏し一行の運命も絶望かと思われたとき、鷲を武器とするラップ族の一隊が救援にかけつけた。鷲群は猛然と狼に襲いかかり、激闘の末ついに狼群は全滅した。窮地を脱した捜索隊は“失われた谷”に至ってヘルガとスヴェンに出会った。ニルスとヘルガは和解するかに見えたが、夜闇にまぎれてヘルガとスヴェンは逃亡を企て、大雪崩の下敷きとなって果てた。

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作品データ

原題
Valley of Eagles
製作年
1951年
製作国
イギリス
配給
欧米映画
初公開日
1953年3月8日
製作会社
インディペンデント・ソヴァリン


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