怪盗ルパン|MOVIE WALKER PRESS
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怪盗ルパン

1958年5月16日公開
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モーリス・ルブラン原作の『怪盗アルセーヌ・ルパン』小説シリーズから、「現金に手を出すな」のジャック・ベッケルが監督し、ベッケル自身と「現金に手を出すな」の原作者アルベール・シモナンが共同脚色・台詞執筆した、時代色豊かな今世紀初頭の紳士怪盗譚。撮影監督は「濁流(1957)」「赤い風船」のエドモン・セシャン、音楽は「洪水の前」のジャン・ジッャク・グリュネンワルド。美術リノ・モンデリニ。出演者は「誰が祖国を売ったか!」のO・E・ハッセ、「悪魔のような女」のジョルジュ・シャマラ。ドイツ映画出身のリゼロッテ・プルファー、ユゲット・ユーの二女優、シャンソン歌手として人気を博し、一九五〇年以後映画にも活躍しているロベール・ラムール等国際的顔ぶれの他、ベッケル監督自身も一役買って出演している。製作ロベール・セッフェルト。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

一九一〇年の春の夜、フランス上院議員のエミール・デュシャン(アンリ・ロラン)邸では夜会が開かれていた。集う人々の中には美しいドイツ婦人ミナ・フォン・クラフト(リゼロッテ・プルファー)、パリ警視総監ポール・デフォンテーヌ(ルノー・マリー)イタリア大使館付武官アルド・ディ・パロリニ等がいた。宴もたけなわの頃、突然灯が消え、やがて下僕が灯をともした時には、壁にあった数枚の名画と、美青年パロリニの姿が消えうせ、残った一枚の絵に怪盗アルセーヌ・ルパンの、名刺に書かれた謝辞が残っていた。数日後、ジェ氏と称する品のいい老人が大宝石商カルティエの店に現れ、ホテルに宝石を持参するよう告げた。番頭クレリシイがホテルを訪れると、老人は若い美人マニキュア師レオンティヌ・シャニュ(ユゲット・ユー)のマニキュアを受けていた。そして巧みにこの宝石は盗まれ、またしても老人の消えた後にはルパンの名刺があった。思いがけず共犯にされ、職を失ったレオンティヌの前に又老人が現れ、ドゴル美容院への勤めを紹介してくれた。そこで働くことになった彼女は、刑事だった亡父の手錠をとり出して用意した。新しい店にアンドレ・ラロシュと名のる男が来た時、彼女は職業的な感からその手があの老人のものと同じなのに気づいて手錠をかけ、ルパンを捜査するデュフール刑事(ジョルジュ・シャマラ)に引わたした。しかし警視総監から彼を釈放せよとの命令が出て、警察当局は新聞から批難をうける始末だった。だが、彼こそ怪盗ルパン(ロベール・ラムール)に相違ないことを見抜いている女性、ドイツのカイゼル二世(O・E・ハッセ)の秘密機関長ミナがいた。王宮内には彼女が考案した秘密書類を穏すための場所があったが、かねてその確実性について皇帝と意見を対立させていた彼女は、テストにルパンを使うことを思いついた。事は着々と運ばれ、ルパンがつれられてきて、皇帝から成功した場合の賞品の宝石が約束された。しかしその宝石の小さいのを見、彼女の信頼が失われようとしているのを知ったルパンは、穏し場所を発見出来ぬふりをして、カイゼルの私宅に忍びこんで、大胆にも皇帝を一室にとじこめ、莫大な宝石を盗んで逃出した。ミナはルパンを追跡し、窮地に追いこんだが、かねて彼の魅力のとりこになっていた彼女は、後日パリのある場所で落ちあうことを約束に、彼を国境に逃してやった。

作品データ

原題
Les Adventures d' Arsene Lupin
製作年
1957年
製作国
フランス
配給
東宝

[c]キネマ旬報社

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