黄金の夢:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
黄金の夢
黄金の夢
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黄金の夢

1938年公開
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英国の劇界映画界に第1級の人気を持っている喜劇女優グレイシー・フィールズが「軍使」「地獄街」のヴィクター・マクラグレンと共に主演する映画で、フォックス・ブリチッシュ作品である。ジェームズ・エドワード・グラントが書き卸しタスとーリーを「奴隷船」「ガルシアの伝令」のサム・ヘルマンがロハマ・シーゲルと協力脚色し、サイレント時代の喜劇俳優で、常時英国映画界中堅監督たるモンティ・バンクスが監督に当り、「ノン・ストップ・ニューヨーク」「茶碗の中の嵐」のマッツ・グリーンバウムが撮影している。助演者は「シカゴ」「バーバリー・コースト」のブライヤン・ドレンヴィー、英国で人気のある子役テッド・スミス、「茶碗の中の嵐」のガス・マクノートン、コーラル・ブラウン、チャールズ・カーソン等である。

ストーリー

今から50年前のことである。オーストラリア、メルボルンの歌姫と人気の高いキットは、夫が在金全部を金鉱に注ぎ込み、しかもそれは全く失敗に終って無一文になったため、愛子ティムと3人でケープタウンへ流れてきた。この町には金鉱目当ての荒くれ男共が集まっているので、人気の荒いことはなはだしかった。腕自慢の夫ドビーは、その空気に巻きこまれて腕力そふるったので、たちまち6週間の拘留に処せられた。キットとティムはその日の食にも困って来たので、彼女は土地の顔役ヤンキー・ゴードンの経営するキャバレェで歌うことになった。ゴードンは今まで雇っていた踊り子のバールをくびにしようと思っていた時なので早速キットを働かしてみるとたちまち店の人気者になった。その内に彼はいつしかキットに愛情を感ずるようになる。拘留をとかれて出て来たドビーは、それを見て2人の間に疑いを持ち、自棄酒をあおっているとき、バールが彼を巧くそそのかしたので、彼はキットに結婚を言い渡すと腕力をふるってキットの店に暴れ込んだりして、いっぱしのボクシング家気取りでつよがっていた。これに目をつけたゴードンは店内にボクシング場を設け、キーラーとドビーを試合させることにした。ドビーは勇んでリングに立ったが、見事キーラーのために倒され今更ながら自分の無鉄砲に愛想をつかすのだった。ちょうどその時金鉱が発見された報せが町中へ飛び、人々はドビーを残して山へ去って行った。1人でいる彼のところへ来たのはティムを連れたキットであった。夫婦はめでたく仲直りをすると、ドビーは今度こそ失敗はせぬという意気で、再び金脈を探るべく勇んで出発した。

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作品データ

原題
We're Goinng To Be Rich
製作年
1938年
製作国
アメリカ
配給
20世紀フォックス映画
初公開日
1938年
製作会社
20世紀フォックス映画


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