生きていた吸血鬼:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
生きていた吸血鬼
生きていた吸血鬼
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生きていた吸血鬼

1960年7月29日公開、ホラー
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「フランケンシュタインの復讐」など怪奇物のベテラン・ジミー・サングスターの脚本を「魔の山」のヘンリー・カスが監督した怪奇映画。出演は「年上の女」のドナルド・ウォルフィット、「熱砂の海」のヴィンセント・ボール、バーバラ・シェリー、ヴィクター・マッダーン、ウィリアム・デヴリンら。製作ロバート・S・ベイカーとモンティ・バーマン。

ストーリー

1880年、トランシルヴァニアで、カリストラタス(ドナルド・ウォルフィット)博士は、吸血鬼として処刑されたが、カール(ヴィクター・マッダーン)がその死体を生き返らせた。それから六年--カールスバードで、ジョン・ピエール(ヴィンセント・ボール)博士は、ある患者を輸血で救おうとして失敗、裁判にかけられた。裁判長次席オーウロンの陰謀でジョンは終身刑を宣告された。彼の許婚者マドレイン(バーバラ・シェリー)は無実を信じ、真相を追求した。ジョンは同房のカートから脱獄を持ちかけられた。監獄には猛犬の檻が中庭に配置されていた。ある夜、脱獄をはかった二人のうち、カートは犬に噛まれ、ジョンは看守長ウェッラーに捕まった。マドレインは裁判長からジョンが番犬に噛み殺されたと聞き、真相をたしかめるため監獄長カリストラタスの家政婦に住み込んだ。彼女は廊下でジョンと会い、お互いに驚いたが二人とも知らぬ顔をした。その夜、ジョンは彼女の部屋に忍んできた。そして彼女から、彼は脱獄の際に死んだ事になっていると聞かされた。その事に不審を抱いたジョンは墓地へ行き、カートの墓を暴いた。棺は空だった。それをみつけたウエッラーが飛びかかって来たが、誤って自分を刺してしまった。その頃、監獄にやって来たオウロンは、マドレインをみて驚き、彼女の正体をカリストラタスに告げ、今後の協力を拒否した。怒ったカリストラタスは彼を地下室で殺害、彼女を地下の手術室に縛りつけた。それを助けようとしたジョンもカールの奸計により捕まった。吸血鬼カリストラタスは自分の血が汚れているので、自分と同じ血液型の男の血と取り換えようとしていた。その実験にマドレインとカートの血を選んだ。彼女に好意を持つカールは反対したため、カリストラタスのピストルに昏倒した。ジョンの叫びにカートは、意識を回復した。ジョンはカリストラタスを打ち倒し自分とマドレインの鎖を外した。そしてカリストラタスに短刀をつきつけ監獄から二人を出すように命じた。彼は仕方なくはね橋から外へ出した。その頃瀕死のカールは、猛犬を放すレバーを引いた。猛犬はカリストラタスに飛びかかった。ジョンとマドレインは、カールスバードへ向った。

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作品データ

原題
Blood of the Vampire
製作年
1960年
製作国
イギリス
配給
日本RKO
初公開日
1960年7月29日
製作会社
エロス・フィルム(テンピーン・プロ)
ジャンル
ホラー


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