けだもの街:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
けだもの街
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けだもの街

1960年10月11日公開、サスペンス・ミステリー
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「オドンゴ」のジョン・ギリングが物語・脚本・監督をうけもったサスペンス・ドラマ。撮影はゴードン・ダインズ、音楽はビル・マックガフィー。「よろめき休暇」のジェーン・マンスフィールドが強盗団の女ボスに扮するほか、「恐怖の砂」のアンソニー・クェイル、「ビスマルク号を撃沈せよ!」のカール・メーナー、ピーター・パイクらが出演。製作ジョン・テンプル・スミス。

ストーリー

ジム(A・クエイル)は亡妻の実家で息子のジョーイを育てている実直な男だ。ナイトクラブで歌手のビリー(J・マンスフィールド)に出会った。彼女はりこうだが、金のためなら手段を選ばぬ。競馬の売上金を強奪する計画をたてた。バディ、スパイダー、ソックらギャングを集めた。ジムには彼のトラックで金を運べといった。愛が彼を承知させた。--金輸送車は襲撃され、ジムの車に二袋の金がつまれた。ジムはフォアウェイス村の石切場に穴を掘り、金を隠した。ビリーに次の計画を話されたが、断り、家へ帰った。警官が待っていた。誰かが密告したのだ。--彼は自白を拒み、裁判のすえ、八年の刑を宣告された。ビリーの一味は次々と罪を重ねた。彼女とクリスティは同棲した。五年後、ジムは出所し、実家で成長した息子と会った。ビリー一味は金の在り所を知るジムに用があった。が、ジムはビリーが密告したこと、彼女が他人と同棲していることを知った。金を一人で掘り、どこかの農場を買って息子と暮そうと思った。クリスティはジムの留守に、ジョーイを誘拐し、リックの家に隠した。彼はビリー一味のボスになっていた。訪ねてきたジムを殴り、六日以内に金を渡さねば子供を殺すと脅した。ビリーの制止もムダたった。ジムの隠し場所は、高性能爆薬の集積所になっていた。彼は労働者たちを使おうとしたが、気づかれた。意識が回復した時、石列場に大爆発が起った。--クリスティは殺人狂のバディにジョーイ殺害を命じた。ギテンス部長刑事は少年が学校に来ぬという情報からスパイダーを捕え、白状させた。リックの家にジムが飛びこんできた。格闘。ビリーは拳銃をかざしてジムを救おうとした。飛びつかれ、暴発し、自分が傷ついた。クリスティは逃げ、バディが「鉄道遊び」を利用して少年を殺そうとしている場所へ向った。ジムは車で汽車に追いつき、彼と格闘した。クリスティが息子殺しを止めにいくとは知らずに。バディはその汽車へ向って少年を走らせていた。ギリギリのところで逃げるのが「鉄道遊び」だ。クリスティが非常綱を引き、少年は助かった。ギテンスらが現場につき、クリスティを捕えた。逃げずバディは反対側からきた汽車にひき殺された。--ジムは息子と病院のビリーを見舞った。金のことをジムがギテンスに説明しようとした時。相手はこういった。〈あの金か、警察が掘りだしたよ、三年前に〉

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作品データ

原題
The Challenge
製作年
1960年
製作国
イギリス
配給
日本RKO
初公開日
1960年10月11日
製作会社
アレクサンダー・プロ
ジャンル
サスペンス・ミステリー


[c]キネマ旬報社