潜水艦ベターソン:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
潜水艦ベターソン
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潜水艦ベターソン

1964年1月15日公開、戦争
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第二次大戦の史実に基いたピノ・ベリの原案からアルベルト・カツォルツィ、アウグスト・フラッシネッティ、ブルーノ・ヴァイラーティ、ジャック・ウィッテンガムらの共同シナリオを、「怒りの海」のチャールズ・フレンドが監督した戦争ドラマ。撮影は「ヨーロッパの夜」のガボール・ポガニー、音楽は「刑事」のカルロ・ルスティケリが担当した。出演者は「史上最大の作戦」のジェームズ・メイソン、「制服の処女(1958)」のリリー・パルマー、「残酷な夜」のガブリエレ・フェルゼッティ、他にアルベルト・ルーポ、ヴァレリア・ファリーツィ、ジェフリー・キーンなど。

ストーリー

一九四一年。イタリア潜水艦ベターソンはジブラルタル海峡の強行突破をはかった。イギリス海軍はブレイン司令官(ジェームズ・メイソン)をその防衛にあたらせた。決死の潜水艦の大胆な潜航と攻撃は激しかったが、執拗な敵の爆雷攻撃にあい、浸水が激しくなった。艦長レオナルジ(ガブリエレ・フェルゼッティ)らの敗北は決定的となり、浮上し海上での戦闘を決意した。だが、浮上した海域は中立国スペイン領だったため、イギリス駆逐艦も戦争中止命令によりベターソンと共に港へ曳航された。検疫と看護にきた女医リジア(リリー・パルマー)の優しい心にレオナルジは好意を抱いた。二人の艦長も戦いを離れて中立国の地で互いに軍人として尊敬しあった。一方イギリス海軍情報部は、潜水艦を中立地に止めておき、必要あれば破壊するよう秘かに潜底に磁気機雷を仕掛けた。その上リジアを通じてレオナルジに働きかけた。しかし、死を憂えたリジアが抑留を納得させようとしたとき、レオナルジ艦長は、彼女をスパイと疑いはじめた。彼は艦内修理を命じ、出航態勢を整えた。潜水艦出航のしらせは直ちに情報部に入った。情報部員は機雷スイッチを入れるため港へ急航した。リジアがその後を追い、妨害、潜水艦は無事機雷を突破した。やがて戦闘開始、魚雷で駆逐艦を撃沈した。ベターソンはジブラルタル海峡を突破、大西洋に出ることに成功した。

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作品データ

原題
Finche' Dura La Tempesta
製作年
1963年
製作国
イタリア
配給
松竹映配
初公開日
1964年1月15日
製作会社
ガラテア・フィルム
ジャンル
戦争


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