怪人マブゼの挑戦:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
怪人マブゼの挑戦
怪人マブゼの挑戦
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怪人マブゼの挑戦

1964年9月4日公開、ホラー
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ラディスラス・フォダーとマルク・ベームの共同シナリオを、脚本家ハラルト・ラインルが演出した怪奇ドラマ。撮影はカール・レーブ、音楽は「アイガー氷壁 決死の救援」のペーター・サンドロフが担当した。出演は、「バナナの皮」のゲルト・フレーベ、「ターザン」だったレックス・バーカー、「青い波紋」のダリア・ラヴィ、ほかにファウスト・トッツィ、ヨアヒム・モック、ルドルフ・フォルスターなど。

ストーリー

シカゴの犯罪結社とドイツの化学的犯罪結社との間で、重要な取引がすすめられていた。これを調査していた国際警察のハーグ刑事は起訴資料を、列車内で義足の男に奪われ、殺害された。この事件を担当したローマン警部(ゲルト・フレーベ)はFBIからの連絡でシカゴ結社の女連絡員がドイツから来ていることを知り、刑務所長ウォルフ(ファウスト・トッツィ)を訪れ、彼女と面識のあるサンドロと会ったが、彼女は何者かに火焔放射器で殺害された。その現場で女性記者マリア(ダリア・ラヴィ)は事件の目撃者というFBIのジョー(レックス・バーカー)と知りあった。その翌日、求めに応じて警察に出頭したウォルフ所長は帰りの車で爆死させられた。マリアは合成麻薬の発明者ザブレーム教授の娘で教授は無実の罪で刑務所に服役中であることと、教授自身がその薬のために娘のことさえ思いだせない様子だという。謎の犯罪結社の本拠が刑務所であると確信したローマンは、ジョーを犯罪人に仕立て刑務所に送りこんだ。ジョーはそこで教授の合成麻薬をマブゼが利用していることを聞きだした。マブゼはシカゴの結社に合成麻薬の威力を示すため、薬でロボット化した囚人たちに原子力発電所の占領を命じた。ジョーはローマンに連絡した。いよいよ決戦。マブゼは不利を知ると、刑務所長代理のベームラーと教授を人質に逃げた。ローマンはジョーとマリアらと追跡、教授を助け、ベームラーを捕えた。マブゼはローマンらの追撃の前に不敵な笑いを浮べ、仮面を脱いだ。それは爆死したはずのウォルフ所長だった。以前に死んだ所長に変装したマブゼの姿だったのだ。また爆死した男は替え玉でさらにその覆面の下に、本当のマブゼの顔があらわれた……。

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作品データ

原題
Im Stahlnetz des Dr. Mabuse
製作年
1962年
製作国
ドイツ
配給
東和
初公開日
1964年9月4日
製作会社
CCCフィルム
ジャンル
ホラー


[c]キネマ旬報社