四次元の情事:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
四次元の情事
四次元の情事
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四次元の情事

1964年11月7日公開、コメディ
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「かくしカメラの眼」を演出したマッシモ・ミダ、ブルーノ・バラッティ、ミーノ・ゲリーニ、ジャンニ・プッチーニの共同シナリオを、マッシモ・ミダ、ジャンニ・プッチーニ、ミーノ・ゲリーニの三人とジャック・ロマンが演出したオムニバス・セクシー・コメディ。撮影は「世界の夜」のトニーノ・デリ・コリ、ダリオ・ディ・パルマ、カルロ・ディ・パルマら三人、音楽を「シーザーの黄金」のフランコ・マンニーノが担当した。出演は「祖国は誰れのものぞ」のカルロ・ジュフレ、「夏物語」のシルヴァ・コシナ、「第四の性」のフィリップ・ルロワ、「恋のなぎさ」のファブリツィオ・カプッチなど。製作はルチアーノ・カッタニア。

ストーリー

〔第一話〕イタリアのミラノ。シチリア生まれのジェルランド(カルロ・ジュフレ)が来た。マリエッタという許婚者を訪ねて来たというが、当の本人は既に人妻。彼に捕まったタクシーの運転手こそ大迷惑で、言葉も通じない田舎者を自分のアパートに連れていかざるを得なかった。スージー(F・ラーメ)という娘がいるがとても虫のつきようがないほどの女。ところがシチリア男から、美しい、と習い覚えたイタリア語で言われたことから事態は一変、スージーは美容院で磨きをかけ、男も背広を着ると好男子、二人は結婚をし、今では子供もできた。 〔第二話〕妻(シルヴァ・コシナ)には愛人があったが夫(ガストーネ・モスキン)も愛人がいた。妻は夫の愛人の住所もつきとめてある。何とか別居をしたい妻だが、夫はその話には乗って来ない。仕方なく離婚や別居工作のベテランと称する、夫の愛人に酷似した特殊女中を雇い、夫との証拠写真をとって大喜び。おおっぴらに浮気ができるのだ。ところが、妻の浮気の相手が実はこの女中の亭主だった。 〔第三話〕映画脚本家のフランコ(フィリップ・ルロワ)は若い妻とのオツトメが過ぎて、シナリオ執筆に手がつかない。妻にも夫が書けないワケがわかって、シナリオ完成までは娘を宣言し、男性秘書を雇って夫に協力した。その才ある秘書のアドバイスで仕事ははかどった。夫達が仕事に夢中になると奥サンは退屈。商売女のリードはすばらしい、ともらした夫の経験談に挑発され、夫の留守の晩、男秘書を奥サンがリードした。翌日、男秘書は奥サンからクビにされた。 〔第四話〕最愛の妻をなくしたマテオ(アルベルト・リオネロ)が妻の墓前で泣いていると、喪服の女ベッティ(ミシェル・メルシェ)が仮の墓標の前で悲しみのあまり失神するのを見て助け起こし、彼女のアパートに連れて行った。不幸な男女は次第に情感が燃え、抜き差しならぬことになった。そこへ、彼女の借金取りが来た。マテオは肩代りしてやった。二、三日後、再びアパートを訪ねると、引越した後。マテオはまた亡妻の墓前に帰った。すると、また喪服のベッティの姿がある。見る間に、ふらふらと倒れた。あわてて助けようとすると、先客があった。彼女を抱くようにマテオの目の前を通って行った。

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作品データ

原題
Love in 4 Dimensions
製作年
1964年
製作国
イタリア フランス
配給
MGM
初公開日
1964年11月7日
製作会社
アデルフィア=フランス・シネマ
ジャンル
コメディ


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