鎖の大陸:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
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鎖の大陸
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鎖の大陸

1964年10月25日公開、ドキュメンタリー
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「豊かなる成熟」のマレノ・マレノッティが製作し、フォルコ・クイリチ(アフリカ)、ロベルト・マレノッティ(インド)が演出、アルド・ナシンベン、ナンニ・スカルペルニ(アフリカ)アルド・トンティ(インド)、ジュゼッペ・ピノリ、アダルベルト・アルベルティーニ(アラビア)らが撮影した長編ドキュメント。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

ロビン・モームは現代の奴隷制の悲惨を訴える人物。米、英両政府ともに、何らの手段も下さない事実を追求する。アラビアでは--巨大な精油所の陰に原始的な窮乏を典型的に植民地風景としてみせる。族長たちの石油による豪華さに比して、農民などの貧しさは想像を絶する。ために時として暴動が起り、他方、罪を犯した奴隷の処刑が白昼行われる。アフリカ--ヴォルク共和国などでは恐怖による原始宗教の支配下にあって、生きるために奴隷制をむしろ望む。ムチ打たれて、最後まで耐え抜いた者が、主人の前に膝まづき、奴隷奉仕を懇願する権利を得るのだ。アラビア--人身売買の一掃に厳しい政府のパトロールの眼があるにもかかわらず、無数の黒人達が連れ出されて行く。夜間の飛行場で、鎖につながれた多勢の黒人の女や子供が……。回教徒の聖地メッカ。信者は一生に一度はここを訪れることが彼等の切なる願い。無数の旅人の姿も、一割は再び故郷に帰れない。病死したり、旅費がなくなって奴隷商人に身売りするのだ。金持の回教徒は、多くの奴隷を連れて行き、途中で売って旅費に代える。ペルシャ--ここの奴隷売買のボスは売春婦が生んだ子を集め、「孤児院」と表向きは称し、実は「奴隷製造所」という。ベイルート--白人女がハレムの妻妾になることを望んでいる。貧富の差が大きすぎるのだ。ボンベイ--悲惨な窮乏の実態がある。サバッス--黒人達の過去の幾百万の黒人たちが鎖につながれて連れ去られ、異郷の空で苦痛に死んでいった亡霊を呼び戻すように、ひたすら祈る。未来は、失われた膨大な命を、いかに埋めあわせようというのか。

作品データ

原題
Le Schiave Esistono Ancora
製作年
1963年
製作国
イタリア
配給
ヘラルド
製作会社
GE・SI・シネマトグラフィカ
ジャンル
ドキュメンタリー

[c]キネマ旬報社

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