頭上の脅威:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
頭上の脅威
頭上の脅威
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頭上の脅威

1965年4月27日公開、SF
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アラン・ファトウ、ジャン・シャポー、イヴ・シャンピの共同シナリオを「忘れえぬ慕情」のイヴ・シャンピが監督したSF。撮影は「リオの男」のエドモン・セシャン(空中撮影はギイ・タバリー)、音楽は「真夜中へ五哩」のジャック・ルーシェが担当した。出演は「七つの大罪」のジャック・モノ、マルセル・ボズフィ、ベルナール・フレッソン、クリスチャン・ル・ギロッシュ、クロード・カルバンほか中堅男優。また、仏海軍とソ連海軍の協力によって迫力が添えられている。イーストマンカラー・フランスコープ。

ストーリー

新鋭航空母艦クレマンソー号の飛行隊員は訓練を終えて、夏休みを楽しみに帰路についた。ところが間もなく、海軍省からクレマンソーへ緊急命令が通達された。パイロットたちに非常召集がかけられた。誰ひとりその目的を知らない。ラバーヌ艦長(ジャック・モノ)さえ本省からの命令を忠実に守っているにすぎない。戦闘機には核爆弾が装備され、パイロットたちは一時間交替の機上待機である。重苦しい完全武装態勢の時間がつづいた。偵察飛行に行ったマンサール(クリスチャン・ル・ギロッシュ)が異常な報告をした。目のくらむほどの円盤状の物体を見たという。一時は信じられなかったが、機体から放射能が検出されてから艦内は動揺した。その時本省から将校が派遣され、人工衛星状の物体が地球を廻っているという。正体は不明。米ソともに覚えがないといいはっている。そして各国の謎の物体を追う報告が絶えずなされはじめた。突然、物体の一部が分離した。別れた物体がアメリカ東部を目指して追ってくる。他の天体からのものと確認された。物体の一つはソ連の攻撃で墜落、モンフォール(マルセル・ボズフィ)、カルリエ(クロード・カルバン)の二機は物体に近づいた。その光の異常なまばゆさ、放射能の強烈さに計器の機能は異状をきたしカルリエは墜落、モンフォールが辛うじて帰艦した。物体はクレマンソーに接近、レーダーは不能、放射圏内に入って特殊な放水装置で放射能を防いだ。そして数分、物体は去った。三日ぶりにクレマンソー艦上に平和がもどった。

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作品データ

原題
Le Ciel sur la tete
製作年
1964年
製作国
フランス
配給
東和
初公開日
1965年4月27日
製作会社
ゴーモン・プロ
ジャンル
SF


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