虐殺の橋:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
虐殺の橋
虐殺の橋
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虐殺の橋

1965年4月3日公開、戦争
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「太陽のはらわた」のクロード・ベルナール・オーベルとクロード・アキュルシの脚本をクロード・ベルナール・オーベルが監督した戦争映画。撮影はジャン・コロンとディノス・カツリディス、音楽は「フレンチ・スタイルで」のジョゼフ・コスマとバジル・チッツァニスが担当した。出演は「日曜はダメよ」のティトス・バンディス、タノス・カネリス、アレカ・パイジィなど。

ストーリー

一九一〇年代、ギリシャの小さな村プラクソスは平和な日日が続いていた。ある日近くを通りかかった占領軍の騎兵が橋の傍で銃殺された。騎兵隊長は犯人を逮捕するまで誰も橋を渡ってはならぬと言った。宣言を無視した者は次々と殺されていった。宿屋の主人クロビディスは犯人捜しにのり出し、アテネから来た学校教師ステリオス(ティトス・バンディス)に目をつけた。彼は、かつて占領車から死刑を宣告され脱走した男で、今は偽名を使っていた。橋の遮断が続けば村人たちは餓死する。バシリスという老人が自首し、銃殺された。彼はステリオスを犯人と信じ、彼をかばって自首したのだ。村は平和になったかにみえたが、橋を渡った司祭が倒れた。食糧を探しに橋を渡ったステリオスの息子コスタスは山の中でタッソというレジスタントに会った。彼こそ騎兵を狙撃した犯人だったが、平和を守る彼の行動に勇気づけられ、仲間を集めて敵へ反撃を加えた。村は戦場となり、コスタスの恋人ミルトは兵隊に犯された。村人たちは相談の結果、どうせ死ぬなら一人ずつ橋を渡り、暴力を使わず敵に抵抗することにした。ステリオスを始め、次々と村人が橋の上で殺されていった。コスタスとミルトは二人だけの結婚式をあげ、死の橋を渡り始めた。銃声は起らなかった。戦争は一週間も前に終っていたのだ。

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作品データ

原題
Poliorkia
製作年
1962年
製作国
ギリシャ
配給
ニック映画=三映フィルム
初公開日
1965年4月3日
製作会社
コスタス・カラヤニス・フィルム・プロ
ジャンル
戦争


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