マタ・ハリ(1965):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
マタ・ハリ(1965)
マタ・ハリ(1965)
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マタ・ハリ(1965)

1965年11月公開
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「柔らかい肌」のフランソワ・トリュフォー(台詞も担当)とジャン・ルイ・リシャールの脚本を、ジャン・ルイ・リシャールが監督した女スパイ、マタ・ハリ伝。撮影は「ノートルダムのせむし男」のミシェル・ケルベ、音楽は「柔らかい肌」のジョルジュ・ドルリューが担当した。出演は「大列車作戦」のジャンヌ・モロー、「スエーデンの城」のジャン・ルイ・トランティニャン、「新・七つの大罪」のクロード・リッシュ、「悪い女」のフランク・ヴィラールなど。

ストーリー

ドイツ側の女スパイ、マタ・ハリ(J・モロー)はパリのナイトクラブで踊り子をしながら活躍していた。ある夜、上司ルドビクから連絡があり、仏軍大尉ラサール(J・L・トランティニャン)の手さげ鞄から機密書類を盗み出せという、新しい任務を課せられた。彼女は大尉を誘惑し、甘美な夜をともにした。二人が寝室にいる間に手筈どおり、ルドビクが忍びこみ盗み出しに成功した。そのとき以来二人は愛しあうようになった。突然、またルドビクが現われ、前線の総司令官ペルチェ大佐の金庫から軍事書類を盗みだせという命令を持ってきた。彼女は拒んだが、大尉の命とひきかえだといわれ、応ずるより仕方なかった。彼女は好色な大佐に接近していったが、これは大尉の嫉妬をひきおこすことになった。逢びきのあと大佐官邸に招待された彼女は挑まれて酒瓶で殴り倒すと、金庫から書類を盗みだした。彼女は国境を越えてバルセロナのドイツ諜報部に行った。だが、ラサールへの恋情はたかまるばかりであった。彼女は止められるのをふりきってフランスに向った。諜報部は彼女が最早役立たないとして、彼女をフランス側に売った。彼女は戦線にもどり、ラサールに逢った。二人は朽ちた空家に恋の数時間を送ったが、ドイツ斥候に発見されラサールは殺された。彼女は逃げのびたが、その頃になってドイツ側のスパイ網はあばかれた。彼女は悲しみにどうすることもできず、預金をおろして逃亡を考えた。が、銀行に待ち伏せていた仏官憲によって捕えられ、死刑を宣告された。彼女の死体はひきとる人さえいなかった……。

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作品データ

原題
Mate Hari, Agent H-21
製作年
1965年
製作国
イタリア フランス
配給
東京第一フィルム
初公開日
1965年11月
製作会社
フィルメル・フィルム・デュ・カロース=シマール=フィダ・シネマトグラフィカ


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