善人は若死にする|MOVIE WALKER PRESS
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善人は若死にする

1956年1月10日公開
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郵便車を襲った四人の若者を中心とした四組の青春模様をオムニバス形式で描いている。リチャード・マクォーリィの原作からヴァーノン・ハリスとルイス・ギルバートが共同脚色し、ルイス・ギルバートが監督した。撮影は「卑怯者」のジャック・アシャー、音楽は「赤い風車」のジョルジュ・オーリック。主な出演者は「獅子王リチャード」のローレソス・ハーヴェイ、「蜘蛛の巣」のグロリア・グラハム、「暁前の決断」のリチャード・ベイスハート、「ピラミッド」のジョーン・コリンズ、「赤い山」のジョン・アイアランド、「完全なる良人」のマーガレット・レイトンなど。ジャック・クレイトン製作による英ロミュラス・プロ、一九五四年作品。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

深夜のロンドンを走る自動車の中には、郵便車を襲って公金を奪おうと企てた四人の若者が拳銃を握りしめていた。運転台にいる美男のレェヴ(ローレンス・ハーヴェイ)には美人で金持の妻君イヴ(マーガレット・レイトン)がいたが、彼の身持ちの悪さやだらしなさにもイヴは首ったけだった。だがレェヴが巨額の不渡り小切手を出した時、さすがのイヴも支払いを拒絶しレェヴの父フランシス・ラヴェンスコート卿(ロバート・モーレイ)も相手にならなかった。金に困ったレェヴは郵便車襲撃を思いつき、客席にいる三人をさそったのだった。ジョウ(リチャード・ベイスハート)ほニューヨークの会社に勤めていたが、母親の病気でロンドンに戻った妻のメリイ(ジョーン・コリンズ)を連れ帰るため無断でロンドンに出発し、そのため会社をクビになった。しかもロンドンに着くとメリイは妊娠しており、母親は彼を故国へ戻そうとしない。女二人を抱え途方にくれたジョウは再起の道を必死で探し求めていた。エディ(ジョン・アイアランド)はロンドン駐在米空軍の軍曹だが妻のドニーズ(グロリア・グラハム)の浮気に気づき、現場を押えて溜飲を下げたが帰隊時間に遅れて脱走兵となり、当もなく裏街をうろついていた。マイク(スタンリー・ベイカー)は拳闘選手を十二年勤め、千ポンドの貯金を手にしてサラリーマン生活に転向しようとしたが、ふとした事故で片腕を失い、虎の子の貯金も妻アンジェラ(ルネ・レイ)のやくざな弟のため流用されて文なしになったのだった。ところが暴力は使わぬというレェヴの言葉で一同が郵便車を襲ったとたん、現れた巡査にレェヴは拳銃を放ち、他の三人を愕然とさせた。ジョウとエディは現金入りの行嚢を墓地に運び一行は此処で落ち合うことになった。たちまち附近一帯に非常線が張られた。観念したマイクは自首を決意したがレェヴの弾丸に倒れた。残った三人は墓地で札束を分配し、電車のレールぞいに逃げたが、エディはレェヴに感電させられて死んだ。レェヴをまいて我家に戻ったジョウは妻メリイに荷作りさせて飛行場に急いだ。飛行場で警察に電話をかけ行嚢の在り場所を知らせようとしたジョウの背後に突然レェヴが立った。ジョウはレェヴを倒したが自分も重傷を負い、妻メリイと飛行機へ向う中途で絶命した。

作品データ

原題
The Good Die Young
製作年
1954年
製作国
イギリス
配給
BCFC=コロムビア

[c]キネマ旬報社

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