007/サンダーボール作戦|MOVIE WALKER PRESS
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007/サンダーボール作戦

1965年12月11日公開,130分
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「007」シリーズ第四作目。イアン・フレミングの「サンダーボール作戦」を前三作と同じリチャード・メイバウムが作家ジョン・ホプキンスとジャック・ウィッテンガムの協力を得て脚色、「007/危機一発」のテレンス・ヤングが監督した。撮影は前作と同じテッド・ムーア、音楽はこれも前作と同じジョン・バリーが担当した。美術監督のケン・アダムが小道具の数々を紹介する。出演はショーン・コネリー、ミス・フランスのクローディーヌ・オージェ、TV『スパイ』のルチアナ・パルッツィ、「モール・フランダースの愛の冒険」のモリー・ピーターズ、「007/危機一発」のマルティーヌ・ベズウィック、「リオの男」のアドルフォ・チェリ、ほかにリック・フォン・ナッター、バーナード・リー、ロイス・マックスウェル、デズモンド・ルウェリンなど。製作はハリー・サルツマン、アルバート・R・ブロッコリ、ケビン・マクローリーの三人。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

ボンド(S・コネリー)は暇にまかせてある療養所に行き不思議な刺青をした男を見て興味を持ったのだが、その男がボンドの注目をひいたということで殺された。それはボンドの宿敵スペクターの首領の仕業だった。そのころ、原爆を積んだNATOの飛行機がスペクターの手に奪われ、米英の首脳のもとに一週間以内に一億ドル支払わなければアメリカに原爆を落すというとんでもない脅迫を受けたという。ボンドがこの事件解決を命じられた。行方不明の飛行機の調査の焦点が西印度諸島バハマ群島にしぼられた。一方スペクターの首領からこの作戦の指揮を命じられた一号エミリオ(A・セリ)は、バハマに完璧な準備を整え、表面は情婦ドミノ(C・オージェ)と共に豪華水中翼船まで浮べて遊ぶ富豪を装っていた。ボンドは貿易商を装いドミノに接近、秘密兵器課の科学の粋を集めてスペクターに対抗する準備を整えた。珊瑚礁の一つに原爆が隠されていることを探り出したボンドは人喰い鮫の出没する海底に潜って、飛行士の死体に群れる鮫の動きから原爆の所在を知った。奪回する方法が問題だ。ドミノはその飛行士が金につられた兄と知り、ボンドと運命を共にしようと決心した。彼はいつ原爆が船に積みこまれるかをボンドに報せる使命を持って船に帰った。発覚したのか?案外、原爆を水中翼船に積まず、海中で爆発させるかもしれない。ボンドは十人の潜水隊を組織して水中で待ち、これを未然に防いだ。スペクターの首領ラルゴは自身で爆弾を仕かけるために水中船に乗りこんだ。ボンドが姿を現わし、二人の死闘がつづいた。突然、ドミノが物陰から射ったモリでラルゴは息絶えた。彼女はボンドの予想通りラルゴに裏切りを見破られ船室に監禁されていた。彼女の体には拷問のあとが残っていた。原爆は無事回収され、ドミノはボンドに抱かれて幸わせそうだった。

作品データ

原題
Thunderball
製作年
1965年
製作国
イギリス
配給
UA
上映時間
130分

[c]キネマ旬報社

映画レビュー

4.0
  • rikoriko2255

    フジ三太郎

    3.0
    2020/1/18

    前作からさらにスケールアップ。今作は海中が舞台。
    原爆奪取と奪還のストーリー。さすがにスケールが大きいので、前半までは007はグループの中心ではあるが、仲間が多すぎるのが気になる。この辺の007物の弱点を理解して、時代をやや古めに、シンプルな考古学に絞ったのが、インディ・ジョーンズ物。自分もこの頃以降の007よりはインディ・ジョーンズの方がいいかも。
    007がそれでも人気を博したのは、海外観光旅行し気分を満喫できるからかもしれない。当時の日本では、兼高かおる以外は、そうそう海外旅行に行けなかったから笑。今作も、バハマ諸島の海とカーニバルで観客を楽しませる。
    クライマックスは、大型水中スクーターやら繰り出して、海中大乱闘である。それまで暗い海の場面が多かったのに、なぜかここだけ海が明るい。おそらくプールを使ったセット撮影と思われる。
    そして規模が大きいと、どんどん浮世離れしてしまい、サンダーボールが「サンダーバード」に見えてしまう。後者もメイドイン・UKだし笑。
    この原作の映画化権があと1回残っていたので、まさかのショーン・コネリー再々登板で「ネバーセイ・ネバーアゲイン」としてリメイクされた。
    それと、冒頭付近で、ブロフェルド(スペクターNo.1)が幹部の1人を殺す場面は、コネリーが助演男優賞受賞の「アンタッチャブル」で綺麗にコピーされていたのが、何ともおかしい。
    同じく前半で、コネリーが海から上がった直後の髪の薄さが気になった。次作の日本が舞台の「二度死ぬ」でカツラ着用がばれるのだが。

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