荒野の棺桶:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
荒野の棺桶
荒野の棺桶
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荒野の棺桶

1967年5月27日公開、西部劇
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ジェームズ・リードとデイヴィッド・モレノの共同になる原作・脚色を「荒野のプロ・ファイター」のマリオ・カイアーノが監督したイタリア製西部劇。撮影はジュリオ・オルタス、音楽は「荒野のプロ・ファイター」のフランチェスコ・デ・マッシが担当。出演は「荒野のプロ・ファイター」のアンソニー・ステファン(小林恭治)、エドゥアルド・ファヤルド(小林清志)、ルチアナ・ギリ(杉田郁子)、フルヴィア・フランコ(五月女道子)ほか。なおこの映画の台詞は日本語に吹きかえられている。

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ストーリー

一八八〇年、メキシコにほど近いテキサスのある町に、シェナンドー(A・ステファン)という男がやって来た。その男の謎めいた微笑をたたえた不敵な面魂。飢えた狼のような鋭いまなざしからは、ひと目で拳銃頼りに渡り歩くガンファイターと知れた。その頃、テキサス中に猛威をふるい、軍隊でさえ手を焼いている山賊の一味がいた。ルーペ・ローホ(A・カルボ)が率いる三十人からなる大ギャング団は、町や村を襲い、その残虐さは目をおおうものがあった。シェナンドーが着いたその夜、町の銀行が一味によって襲われた。その時シェナンドーは傷ついた山賊の一人を激しい銃撃戦の中から救い出し、それを手土産に山賊一味の仲間入りをしてしまった。彼のこの不思議な行動の謎はすぐ解けた。彼はもと保安官をしていた時、自分の花嫁がギャング一味の何者かに暴行され、あげくのはてに殺されてしまい、復讐を誓って、その一味を探し歩いていたのだった。そしてついにつきとめたのである。やがて一味は大牧場主ウィルソンを襲って、馬を売った大金を奪おうと計画した。こともあろうに、ウィルソンはシェナンドーの友人であり、唯一の味方であった。シェナンドーは一味の隠れ家を脱け出し、ウィルソンにことの急を告げ、またまいもどってきた。だがシェナンドーのこの行動は、ローホの片腕マードック(E・ファヤルド)の目にとまった。次の日の夜、ローホ一味は予定通り牧場を襲ったが、失敗に終った。ついにシェナンドーの裏切りはローホの知るところとなり、リンチを受け監禁されてしまった。だが彼はその時妻を殺した犯人をつきとめることが出来た。マードックだった。町に逃げたマードックを追ったシェナンドーは、手練の早業でマードックを倒した。

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作品データ

原題
Una Bara Per Lo Sceriffo
製作年
1966年
製作国
イタリア
配給
大映
初公開日
1967年5月27日
製作会社
エステロ・フィルム
ジャンル
西部劇


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