太陽のサレーヌ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
太陽のサレーヌ
太陽のサレーヌ
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太陽のサレーヌ

1967年7月22日公開
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「眼には眼を」の原作者ヴァエ・カッチャの原案をもとに、彼自身と「恋するガリア」の監督ジョルジュ・ロートネルが共同で脚本化し、ロートネルが監督した。撮影は「恋するガリア」のモーリス・フェルー、音楽は「女王陛下のダイナマイト」のベルナール・ジェラールが担当した。出演は「恋するガリア」のミレーユ・ダルク、「地獄の決死隊」のハーディ・クリューガー、モーリス・ビロー、「小間使の日記」のジョルジュ・ジェレ、ベナンティノ・ベナンティーニほか。

ストーリー

中近東の大都市ベィルートへ、ひとりの若く美しい娘サレーヌ(M・ダルク)が自由を求めてやって来た。彼女は故郷を持たず、スウェーデン、イタリアと巡り歩いてきたのであった。ある日彼女はホテルのプールで不良におどかされていた時、栗色の髪の青年に助けられた。それからというもの彼女はその青年が忘れられなくなった。一方その青年も一晩中サレーヌを探し歩いていた。そして再会した。彼の名はカール(H・クリューガー)といった。しかしカールはその晩かつての仲間の殺し屋マルコ(G・ジュレ)に見つかり、つけねらわれることになった。そんなことを知らないサレーヌはベイルートの東方のバールベックの町にある古代ローマ帝国の遺跡へカールを誘った。その途中カールはマルコに狙われていると、はじめてサレーヌに事情を話した。彼は昔の仲間アルフレ(M・ビロー)と組んで石油成金の大金持から、賭博で勝った大金をまきあげるという計画をたてていたのだ。バールベックの夜はサレーヌとカールにとって素晴らしいものだった。翌朝カールは仲間のアルフレがマルコに捕まったことを知り、大急ぎでベイルートに引き返した。カールを愛していたサレーヌは彼の帰りを待った。しかしカールは戻らなかった。彼の欲したものはサレーヌではなく金であったようだ。おりしもカジノでは一攫千金を夢みるアルフレと手を組んだマルコがカールを待っていた。だがカールは土壇場になって、本当にサレーヌを愛している自分に気づき、カジノを飛び出しサレーヌを追った。やっと船つき場で、ギリシャへ発とうとするサレーヌを見つけたカールは彼女を固く抱きしめた。一方カジノではアルフレとマルコの計画が一瞬にして崩れ去っていた。

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作品データ

原題
La Grande Sauterelle
製作年
1967年
製作国
フランス
配給
東和
初公開日
1967年7月22日
製作会社
ゴーモン


[c]キネマ旬報社