情無用のならず者:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
情無用のならず者
情無用のならず者
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情無用のならず者

1968年3月9日公開、西部劇
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マリオ・ディ・ナルドの原作をルイ・バヨナスが脚色、ヌンチオ・マラソンマが監督したイタリア西部劇。撮影はステルヴィオ・マッシ、音楽はフランチェスコ・デ・マージが担当。出演は「さすらいの一匹狼」のクレイグ・ヒル、ジョージ・マーティンなど。イーストマンカラー、クロモスコープ。

ストーリー

年頃の娘二人と暮らしていた未亡人の一家がみな殺しになるという事件が起った。疑いは、その頃村人を恐れさせていた、ビルとカッセルひきいる二組の山賊団にかかった。村では彼らをとらえリンチにかけようと、殺された娘のフィアンセであったスティーブをリーダーに迫手を組織した。だが、二組の山賊たちにとってはこんどばかりは無実の罪だった。かといって弁明がとおるわけもなく、そこで二組十五人が力を合せて逃げることになり、牧師の妻バーバラとバーテンとを人質に、砦に逃げこんだ。迫手は、砦を包囲し、妻を人質にされた牧師が、危害を加えないことを約束に、話し合いをよびかけた。山賊たちもそれに応じ、姿をあらわしたが、その時、迫手の中にいたダニーというならず者が突然発砲し、山賊の二人を殺した。話し合いのチャンスは絶えた。山賊たちは必死の抵抗を試みた。戦いは連日連夜続けられた。人質となったバーバラは、その間に山賊たちがこの事件では無実であることを信じるようになった。一方、迫手側では長期戦で食糧が不足となり、スティーブとダニーが、食糧をとりに帰ることになった。その途中、スティーブはダニーこそが、未亡人一家殺しの犯人であることを発見した。だが、そしらぬ顔でスティーブとダニーが砦に引きかえした時、追手側は総攻撃を開始していた。山賊たちは次々と殺され、ついにはビルとカッセルを残すのみとなった。二人は、捕えられてリンチをうけるより、互いに殺し合おうと決心していた。一方スティーブの口からダニーが真犯人であることを知らされた保安官は、ダニーを話し合いのため砦に向わせた。ビルの銃に残っていた最後の弾丸が、ダニーを倒した。村には再び平和がおとずれた。ビルとカッセルは二度と悪事を働かぬことを約束、いずこともなく立ち去った。

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作品データ

原題
Dirty Fifteen
製作年
1967年
製作国
イタリア スペイン
配給
NCC
初公開日
1968年3月9日
製作会社
フィルム・エロス=センタクロ・フィルム
ジャンル
西部劇


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