ネブラスカの一匹狼:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ネブラスカの一匹狼
ネブラスカの一匹狼
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ネブラスカの一匹狼

1969年3月14日公開、西部劇
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ジェズス・ナバロの原作を、アントニオ・ロマン、ジェズス・ナバロ、アントニオ・ナバロ、アドリアーノ・ボルツォーニ、グラツィア・ベネデッティが脚色、アンソニー・ロマンが監督した西部劇。撮影は、「南から来た用心棒」のグリエルモ・マンコーリ、音楽は「甘い大陸」のニーノ・オリヴィエロが担当している。出演は“007”シリーズで売り出したケン・クラーク、イヴォンヌ・バスタイン、ピーター・カーター、アルフォンソ・ロファスなど。製作はフルヴィオ・ルチザーノ。テクニカラー、テクニスコープ。

ストーリー

テキサスの人里離れた土地にマーティ(A・ロファス)と彼の妻ケイ(Y・バスタイン)の牧場があった。ある日、この牧場をネブラスカ(K・クラーク)と名のる流れ者が訪れた。彼は、ここに仕事をさがしにやって来たのだ。牧場とケイを狙うボスのカーターを恐れていたマーティは、ネブラスカを用心棒兼牧童として雇った。ある日、手下のドナートが殺され、牛が奪われるという事件が起った。カーター一味のしわざとにらみ、マーティとネブラスカは、保安官に届けるため、町へ行った。町は、いたるところカーター一味に支配されており、保安官のバートは、自らの非力に酒びたりの状態だった。だが、そのバートも動かぬ証拠を示され、三人の容疑者逮捕にふみきった。それを知ったカーターは、ネブラスカに喧嘩をうり、二人は激しい殴り合いをしたが、ネブラスカの敵ではなかった。その帰路、マーティとネブラスカは何者かにおそわれ、マーティは重傷を負った。牧場に連れかえり、ケイと共に、マーティを看護するうちに、ネブラスカとケイの間には、いつしか愛情がめばえていた。一方、カーターは保安官を射殺、それをマーティとネブラスカのしわざとみせかけて町の人々を煽動、町の人々は二人をとらえるため、牧場にのりこんだ。が、ネブラスカはちょうど見廻りに出た後だった。ネブラスカは、カーター一味の手下を捕え、町に戻って、自分たちの無実を証明、カーターこそ保安官殺しであることを立証した。町の人々は今度はカーターの牧場へ向った。それを知ったカーターは、マーティの遺産とケイを奪うため、マーティの牧場へ馬を進めた。マーティの所では、医者の手当ても空しくマーティは息をひきとった。かけつけたカーター一味は、家中を捜し、五万ドルの遺産を発見。だがそこに、ネブラスカが現われた。凄じいうち合いの末、ネブラスカは一味をたおした。すべては終った。ケイの熱い眼ざしを背に感じつつ、ネブラスカはいずことも立ち去っていった。

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作品データ

原題
Savage Gringo
製作年
1967年
製作国
イタリア
配給
松竹映配
初公開日
1969年3月14日
製作会社
イタリアン・インターナショナル・フィルム
ジャンル
西部劇


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