わたしは女:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
わたしは女
わたしは女
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わたしは女

1968年6月1日公開
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スウェーデンの女流作家シブ・ホルムの小説をペール・グルドブランドセンが脚色、カメラマン出身のマック・アールベルイが撮影・監督を担当した。音楽はスヴェン・ギルドマルク。出演は新人エシー・ペルソンのほかに、ヨアン・レーエンベア、プレベン・マールト、プレベン・ケールニング。トーベ・メース、エリック・ヘル。メトロスコープ、スタンダード。

ストーリー

スウェーデンの大都会。若い看護婦シブ・エスルート(E・ペルソン)は街で若い男と知りあい、その夜、逢う約束をした。彼を待つ彼女の胸には、過去の数々の情事が、走馬灯のようによみがえってきた--。シブは小さな町の宗教的な家庭に育ち、フィアンセのスエン(P・マールト)は熱心なクリスチャンだった。かたぶつのフィアンセ、いかめしい環境--若いシブはがまんできなかった。町の病院につとめているとき、患者のハインツと肉体関係をもった。しかし病気快復した彼が彼女に求婚した時、それを断って大都会にでた。誰からも縛られない自由な生活とセックス。両親からも、フィアンセからも離れ、完全な自由を求めて大都会へ出ていった。そして市の病院の手術室つきの看護婦となった。ある日、湖畔のレストランで、航海から帰ったばかりの船員と会い、たちまち新しい情事が始まった。一方、病院の外科医とも関係をもった。彼女には男を夢中にさせるものがあったのだろう。そして船員は、二週間すれば航海に出るからと、求婚した。これが彼との情事の終りだった。やがて外科医との関係も終止符をうった。彼には他に女性がいたのだ。結婚してくれれば、その女性は捨てる、と迫ったが、しょせん無駄だった--。夜、約束の時間がきた。シブは新しい情事のスタートに胸を躍らせながら男の足音に耳をすました。やがて情事が終った。男の名前をシブは聞いた。だが彼は答えなかった。“これ以上、関係を続けたら結婚したくなるからな”と言って消えていった。この皮肉なめぐり合わせに、シブは、男があっ気に取られるほど、ヒステリックに笑い続けるのだった。

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作品データ

原題
I' a Woman
製作年
1967年
製作国
スウェーデン デンマーク
配給
MGM
初公開日
1968年6月1日
製作会社
ヨーロッパ・フィルム=ルディスク・フィルム=バ・リース・プロ


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