襲われた幌馬車:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
襲われた幌馬車
襲われた幌馬車
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襲われた幌馬車

1956年12月1日公開、西部劇
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舞台はアリゾナ、アパッチの脅威から最後まで幌馬車を譲った男を描いた異色西部劇。製作は「たくましき男たち」のウィリアム・ホークス。最近作家から脚本家となったグウェン・バーニ・ギールガッド夫人の書き下ろしストーリーから「ホンドー」のジェームズ・エドワード・グラント、「去り行く男」のデルマー・デイヴス、ギールガッド夫人の3名が共同脚色、デイヴスが監督した。撮影はウィルフリッド・M・クライン、音楽は「誇り高き男」のライオネル・ニューマン。出演は「太陽に向かって走れ」のリチャード・ウィドマーク、コロムビアから借りたテレビ出身の新星で「最初のテキサス人」のフェリシア・ファー、同じくテレビ出身のスーザン・コーナー、子役トミー・レッティグ。

ストーリー

1875年、北アリゾナ。早く父母に死に別れ、コマンチ・インディアンに育てられたコマンチ・トッド(リチャード・ウィドマーク)は妻子を殺したハーパー兄弟と闘い3人までを射殺したが、残る1人、シェリフのブルに捕えられた。トッドを連れてブルはノーマンド大佐の指揮する移民を乗せた幌馬車隊に加わる。馬車の車輪に縛られ食物も与えられないトッドに、移民のジェニイ(フェリシア・ファー)とビリイの姉妹は同情。大佐にはヴァリンダとジョリイ(スーザン・コーナー)の2人の娘がいてジョリイはインディアンの混血だった。或夜ヴァリンダ姉妹、ジェニイ姉弟それにクリント、リッジと2人の若者達が泳ぎにいった留守、インディアンに襲われたキャンプは全滅、車輪に縛られたまま崖から落とされたトッドだけが奇跡的に助かる。ヴァリンダとリッジは彼を囚人扱いにしたが、ジェリイ達はトッドに味方し、彼の指導で危地を脱出しようと考えた。途中、リッジが蛇を射殺して弾丸を使い果し、その銃声がインディアンを誘き寄せてしまう。現われたインディアン2人をトッドは片づけたが、行手に300以上のアパッチがいると知った。翌日17人の騎兵隊と合流したトッドは、彼らの輸送する弾薬と石油を爆発させてアパッチを退け、一行は無事砦に到着出来た。そこで殺人犯として裁判にかけられたトッドは、ジェリイとビリイの弁護で保釈となり、2人を連れてコマンチ族のもとへ帰っていった。

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作品データ

原題
The Last Wagon
製作年
1956年
製作国
アメリカ
配給
20世紀フォックス
初公開日
1956年12月1日
製作会社
20世紀フォックス映画
ジャンル
西部劇


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