太陽が知っている:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
太陽が知っている
太陽が知っている
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太陽が知っている

1969年4月26日公開
PG-12
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ジャン・クロード・カリエール、ジャン・エマニュエル・コニル、ジャック・ドレーの三人によるシナリオを、「ある晴れた朝突然に」のジャック・ドレイが監督した。撮影は「さらば友よ」のジャン・ジャック・タルベス、音楽は「華麗なる賭け」のミシェル・ルグランが担当。出演は「あの胸にもういちど」のアラン・ドロン、「夏の夜の10時30分」のロミー・シュナイダー、「ペルーの鳥」のモーリス・ロネ、「ナック」のジェーン・バーキンほか。

ストーリー

太陽がまばゆいサントロペの豪華な別荘でジャン・ポール(アラン・ドロン)とマリアンヌ(ロミー・シュナイダー)は快適な休暇を過していた。しかし、マリアンヌが招待したハリー(モーリス・ロネ)とその娘ペネロープが別荘にやって来てから雰囲気は一変した。ハリーとマリアンヌはかつての恋人同士。そしてハリーは、ジャン・ポールの前に、今でも彼女を自分のものにする自信があるといい、自分に対し劣等感と憎悪を抱いているジャン・ポールに対し、露骨に軽蔑の態度をあらわすようになった。一方、マリアンヌは、ジャン・ポールとペネロープの間が心配だった。そして彼女はジャン・ポールを嫉妬させるため、わざとハリーと戯れた。数日後、ジャン・ポールとペネロープはハリーとマリアンヌが抱きあっている姿を見てしまった。ペネロープは父への反感からジャン・ポールの恋人になったが、次第に真の愛情を感じるようになっていった。娘を思うハリーは、酒をのんでジャン・ポールと喧嘩した。酔ったハリーはプールに突き落された。突然ジャン・ポールの胸に激しい憤りがわいた。プールから上ろうとするハリーの顔を、ジャン・ポールは水の中へと押しつけた。ハリーは死んだ。マリアンヌは事実を知っていたが、なにもいわなかった。ペネロープは母親のもとへ帰っていった。執擁な警察の調べにも、ジャン・ポールは動ぜず、殺人は完全犯罪となった。しかしジャン・ポールとマリアンヌの仲はもとにもどらなかった。愛し合っていた二人から、殺人者と真実を知りながら沈黙した共犯者という結びつきにかわった。彼らのこれからの生活は地獄にかわった。

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作品データ

原題
La Piscine
映倫区分
PG-12
製作年
1968年
製作国
フランス
配給
ヘラルド
初公開日
1969年4月26日
製作会社
ソシエテ・ヌーベル・ド・シネマトグラフィー


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