ウィークエンド(1967):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS
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ウィークエンド(1967)
ウィークエンド(1967)

ウィークエンド(1967)

1969年10月25日公開
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「中国女」についで、ゴダールが描く暴力とエロティシズムに彩られた文明批評。脚本・監督はジャン・リュック・ゴダール、撮影は「黒衣の花嫁」のラウール・クタール、音楽はアントワーヌ・デュアメル。なお製作総主任はラルフ・ボーム。出演は「モンテカルロ・ラリー」のミレーユ・ダルク、「夜霧の恋人たち」のジャン・ピエール・レオー、ジャン・イアンヌ、ポール・ジェゴフ、イヴ・アルフォンソ、ヴァレリー・ラグランジュ、特別出演としてミシェル・クルノー、アンヌ・ヴィアゼムスキーなど。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

主人公はふたり。彼女コリンヌ(M・ダルク)は、気まぐれで浮気者。三〇歳になるのに五回の結婚歴がある。彼ロラン(J・イアンヌ)は、彼女より車に惚れこみ、彼女には余り愉快な男ではない。土曜日の朝。ふたりは週末旅行に出た。出がけに隣人と大ゲンカ、ペンキ噴霧器やテニスボール、猟銃で大立回りとなった。都会を去るマイカー族の大移動--車はえんえんと列をなし、路傍には事故を起した車と血まみれの死体もある。田舎町ではトラクターがスポーツカーに激突。運転していた男は死に、連れの女と農夫が階級論争をやり合う。コリンヌとロランが、ヒッチガールのために車をとめると、フーテンスタイルの青年がピストルをふりまわし乗りこんでくる。青年は神とデュマとの間に生まれたと自称し、ポンコツ車を羊の群に変えてしまった。恐怖にかられた二人は、ものすごいスピードで暴走し、三重衝突。かろうじて生命は助かったが、電話ボックスでは若い男(J・P・レオ)がシャンソンを歌いながら婚約者と長電話、救いを求めることもできない。アタマに来てその男の車を盗もうとしたロランは若者の空手にのされてしまった。日暮にふたりは田舎道を歩く。炎上する車、死んだ人々。数日後、清掃トラックをつかまえたものの黒人の運転手は、帝国主義への復讐を語った。一週間後田舎へ着いたふたりは母親を惨殺し、遺産を手に入れた。しかし、帰り道にビートニクゲリラに襲われ彼氏は逃亡をはかって殺された。彼女の方は隊員たちと夫の肉を舌つづみをうって食い始めた。血と炎に満ちたウィーエンドの哀れな末路であった。

作品データ

原題
Weekend
製作年
1967年
製作国
フランス イタリア
配給
ATG
製作会社
フィルム・コペルニク=アスコット・チネライド

[c]キネマ旬報社

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