夕陽の墓場:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
夕陽の墓場
夕陽の墓場
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夕陽の墓場

1968年公開、西部劇
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シルバー・ベムのオリジナル・シナリオをマリオ・マフィーが監督したイタリア西部劇。撮影はカルロ・ベレロとマノロ・メリノ、音楽は「ブーベの恋人」のカルロ・ルスティケリがあたっている。出演は、ウィリアム・バーガー、「二匹の流れ星」のアドリアーナ・アンベシー、「続荒野の用心棒」のエドゥアルド・ファヤルド、ウォルター・マストシー、グイド・ダ・サルビなど。

ストーリー

二十万ドルの札束が駅馬車で輸送の途中に襲われた。この事件の犯人として、流れ者のジャック(W・バーガー)は、ギブスをしたブロークンという男と投獄された。身に覚えのないことだが二十万ドルと聞いたジャックは、ブロークンをしめあげて、共犯者の市長、シェリフ、ジム、ブラックなどの名を聞き出して、脱獄した。町に来たジャックは、ジムの情婦である酒場の女主人からジムのことを聞き出し、その家に忍び込んだが、シェリフの不意討ちに倒れてしまった。怯えたジムの様子から自分たちのことが洩れるのを恐れた市長は、ブラックにジムを殺させ家に火を放った。倒れていたジャックも、ようやく気がつき、危く逃げ出した。ジャックが生き残ったことを知った市長たちは、悪名高いザ・メキシカンを雇いジャックを殺すよう依頼した。そしてブラックと、ザ・メキシカンと三人の手下は、真夜中のボタ山でジャックを襲撃したが、逆に傷を負わされてしまった。血まみれになって帰ったブラックとザ・メキシカンを見たシェリフは、恐怖心のあまり錯乱し、二人をうち殺してしまった。そのシェリフを連れてジャックは市長の家にのりこんだ。ジャックを射つつもりで、あやまってシェリフを射ってしまった市長は、二十万ドルを放り出すと、命だけは、と懇願した。金を奪ったジャックは、それを滝壷に隠すと、再び監獄に戻った。そして数日後、市長が連邦保安官に捕えられて、ジャックたちの牢獄に入れられてきた。怒りのおさまらないでいた市長は、隠し持っていたナイフをジャックの背中になげつけたが、その時、一発の銃声と共にナイフは落とされ、ギブスだったブロークンの手に拳銃がにぎられていた。潔白を証明されたジャックは金の隠し場所を保安官に告げると、いずこともなく立ち去っていった。

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作品データ

原題
La Notte del Desperado
製作年
1967年
製作国
イタリア
配給
NIC
初公開日
1968年
製作会社
エモ・ビストロフィ
ジャンル
西部劇


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