男の魂(1955):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
男の魂(1955)
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男の魂(1955)

1955年9月16日公開
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「紅の翼(1954)」と同じくウェイン・フェローズプロ製作によるものでアンドリュー・J・ギイア大佐の原作を「アパッチ砦」のジェームズ・ワーナー・ベラと「語らざる男」のジョン・ツウィストが共同脚色し「ホンドー」のジョン・ファーロウが監督。撮影は「紅の翼(1954)」のウィリアム・H・クローシア、音楽は「雪原の追跡」のロイ・ウェッブが担当した。出演者は「太平洋作戦」のジョン・ウェイン、「叛逆者」のラナ・ターナー、「愛欲と戦場」のタブ・ハンター、「フォルウォスの黒楯」のデイヴィッド・ファーラー、「カーニバルの女」のライル・ベトガーなど。

ストーリー

第二次世界大戦勃発の頃英国の巡洋艦ロックハンプトン号に追わ れるドイツ貨物船エルゲンシュトラッセ号は船長のカール・エーリッヒ(ジョン・ウェイン)、典型的ナチの1等運転士キルヒナー(ライル・ベトガー)、海軍士官候補生ウェッサー(タブ・ハンター)、豪州でスパイ活動をしていたエルザ・ケラー(ラナ・ターナー)等を乗せ南米の中立港ヴァルパライソに向かってシドニー港を出た。船中ただ1人の女性であるエルザは乗組員の憧れの的となっていった。船長は食料欠乏の為オークランド島に寄港した。上陸したキルヒナーはその場所にいた6人の漁夫から食料をとりあげた後彼等を射殺した。程経てエ号を追うロ号もオークランドに寄港した。漁夫の死体を見つけたロ号乗組の英士官でかねてエーリッヒを知るジェフリー・ネーピア(デイヴィッド・ファーラー)はこれをエ号乗組員の仕業と知り彼等を憎悪した。困苦の航海の後に船はヴァルパライソに着いた。数刻遅れて到着したネーピアはエーリッヒに再会し彼を人でなしとののしった。エ号はやがて擬装して出港した。エルザはエーリッヒに退船を命ぜられたが下船しなかった。ロ号は新しい任務に着くことになりエ号の追跡を中止したがエーリッヒを憎むネーピアはQボート乗組員に転勤し、なおも彼の船を追った。エーリッヒはその頃ヒトラーから北大西洋で連合軍の潜水艦の囮となり全員船と共に死ぬことを要求された。遂にネーピアの乗るQボートはエ号を発見した。停船命令が出されエ号乗組員はQボートに移されたがその中にはエーリッヒとエルザの姿はなかった。やがてエ号の撃沈が始まった。エーリッヒと彼を愛するエルザは火炎につつまれるエルゲンシュトラッセ号の船橋に立ったまま船と運命を共にした。

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作品データ

原題
The Sea Chase
製作年
1955年
製作国
アメリカ
初公開日
1955年9月16日
製作会社
ワーナー・ブラザース映画


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