ダンケルク(1964):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ダンケルク(1964)
ダンケルク(1964)
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ダンケルク(1964)

1965年1月15日公開、戦争
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ロベール・メルルの小説『ズイドコートの週末』を「わんぱく戦争」のフランソワ・ボワイエが脚色、「太陽の下の10万ドル」のアンリ・ヴェルヌイユが演出した戦争映画。撮影は「輪舞(1964)」のアンリ・ドカエ、音楽は「大列車作戦」のモーリス・ジャールが担当した。出演は「太陽の下の10万ドル」のジャン・ポール・ベルモンド、「フランス女性と恋愛」のフランソワ・ペリエ、舞台俳優ジャン・ピエール・マリエル、「わんぱく旋風」のピエール・モンディ、「輪舞(1964)」のカトリーヌ・スパークなど。製作はロベール・アキムとレイモン・アキム。

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ストーリー

一九四〇年六月初旬の土曜日だった。北仏ダンケルクにほど近いズイドコートの海岸には四〇万近い英仏連合軍の兵士達が絶望と不安に突き落されていた。マイヤ(J・P・ベルモンド)はズイドコートにアレクサンドル(F・ペリエ)デリイ(P・モンディ)ピエルソン(J・P・メリエル)という三人の戦友と野営していた。その頃、英国軍はドーヴァー海峡を渡り始めていたが、フランス兵の乗船は拒否しているという噂が広まった。英語が話せるマイヤは乗船交渉のため英軍の将校に会いに行ったが、彼は不在だった。マイヤは水を求めて一軒の家に入ったが、無人と思ったその家にはジャンヌ(C・スパーク)という娘がいた。奇妙に整然としている家だったのには驚いたが、彼は再び将校に会いに出かけた。将校は彼を英国兵と一緒に貨物船に乗せてくれたが、途中で船は弾を受けて炎上し始めた。マイヤが飛び込むと数人の兵士が続き、彼は火傷した兵士を助けながら海岸まで泳ぎついた。マイヤがジャンヌの家にたどりつくと半裸のまま失神している彼女の傍に二人のフランス兵がいた。彼は二人を射ち殺した。正気にかえったジャンヌはマイヤに身をよせ自由にしてくれと懇願したがマイヤは彼女を罵り、仲間達の所にもどった。マイヤの代りに、泉まで水汲みに出かけたアレクサンドルは独軍の銃弾に倒れた。再びジャンヌのもとに行ったマイヤは結婚の約束をして荷車を取りに表に出た。約束の場所で待っているとき砲弾が爆発し、遅れてやってきたジャンヌの姿を見ることなく、マイヤは死んでいった。ドイツ軍の騒音が不気味に聞え始めた六月の日曜日の午後だった。

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作品データ

原題
Week-End a Zuydcoote
製作年
1964年
製作国
フランス イタリア
配給
ヘラルド
初公開日
1965年1月15日
製作会社
ロベール・エ・レイモン・アキム・プロ(パリ・フィルム=インテローパ・フィルム)
ジャンル
戦争


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