コンラート・ファイト
Hermann Gessler (Governor of Schweitz and Uri)
原作はフリードリッヒ・シルレルの戯曲『ウィルヘルム・テル』。ウィリー・ラス氏脚色。ハンス・マール氏、コンラート・ファイト氏、エルナ・モレナ嬢、クセニア・デスニ嬢が出演。ルドルフ・ドウォルスキー氏の監督。無声。
ストーリー
時代は十三世紀、オーストリアの支配下にあったスイスの人民達が自由を求めて止まないので、皇帝アルブレヒト一世は有名な圧制政治家ヘルマン・ゲスラーをスイスの代官に任じた。ウィリアム・テルはこうした時代が生んだ熱血児である。テルは代官の怒りにふれた男をかくまってやったりした。ゲスラーの圧制は益々其の度を加えて行った。そして街の中心地に皇帝の帽子を掲げて、道行く人々之に敬礼すべき事を命じた。テルはこれに従わなかった。ゲスラーはテルの息子を広場に立たせ林檎をその頭にのせ、それを矢で打ち抜いたならば命を助けてやると云った。テルは林檎を打ち抜いた。がテルが不遜な態度に出たと云うので反逆者として捕らえられた。彼を獄に投ずるように命じた。獄へ行く途中暴風雨に遭遇し、船は自由を失い、テルは逃れた。テルはゲスラーを岩蔭に隠れて殺した。山には合図の狼火が炎々と燃えた。待ちに待った自由の日が来た。
キャスト
ヘルマン・ヴァレンティン
Wolffschiessen (Stewart of Rossberg Castle)
エルナ・モレナ
Bertha Bruneck
ヨハネス・リーマン
Ulrich Rudenz
ハンス・マール
Wilhe'm Tell
クセニア・デスニ
Hedwig (his Wife)
Willy Mueller
Walter (his Son)
ハンス・ペーター・ペーターハンズ
Wilhe'm (his Son)
エドゥアルト・フォン・ヴィンターシュタイン
Werner Sranffacher
アグネス・シュトラウブ
Gertrude
エリッヒ・カイザー・ティッツ
Albrecht I
Emile Rameau
His Chance'lor
ケーテ・ハーク
Agi
M. Gerstorff
Lord Attinghausen
オットー・ゲビュール
Henry Melchthal
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- William Tell
- 製作年
- 1922年
- 製作国
- ドイツ
- 初公開日
- 1922年
- 製作会社
- アンボス
[c]キネマ旬報社
