踊るブロードウェイ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
踊るブロードウェイ
踊るブロードウェイ
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踊るブロードウェイ

1935年公開
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「百万弗小僧」「シュヴァリエの巴里っ子」のロイ・デル・ルースが監督に当たった映画で、「薔薇色遊覧船」のジャック・ベニー」、「歓楽の女王」のロバート・テイラー、「ジョージ・ホワイツ 1935年スキャンダルス」のエリナー・パウエル、「メリイ・ウイドウ(1934)」のユーナ・マーケル、「当たって砕けろ」のジューン・ナイト、「薔薇色遊覧船」のシド・シルヴァースが共演するもの。原作は劇作家のモス・ハートが書き卸し、「めりけん音頭」のジャック・マッゴワンと俳優のシド・シルヴァースが脚色したもの。舞踏振り付けは「巴里っ子」のデーヴ・ゴールドでバレー振り付けはアルバーティナ・ラッシュの担当、キャメラは「野性の叫び(1935)」「ムーラン・ルージュ」のチャールズ・ロシャーが受け持っている。助演は踊り手のバディー及びヴィルマのエブセン兄妹、「夜毎八時に」のフランセス・ラングフォード、ニック・ロング・ジューニア、ポール・ハーヴェイ等の面々である。

ストーリー

当時売出の若手レヴュー演出家ボグ・ゴードンは新曲「ブロードウェイ・リズム」を上演するについて、金満家の未亡人リリアン・ブレントの財政的援助を受ける事になった。敏腕な新聞記者バート・キーラーはこれを聞き込んで早速2人の間に醜聞があると書いたので、怒ったボブは新聞社に乗り込んでバートを殴りつけた。ボブの大学校時代の友人アイリン・フォスターは数年間ダンスを練習し、ボブの助力で舞台に立とうとニューヨークへ出てきた。しかしボブは彼女の才能を試そうともせず、国へ帰るように勧めるのだった。新作の上演は刻々に近づいたが肝心のスターが決まらない。リリアンは出資した金を楯に取って自分をスターにしてくれという。せっぱ詰まったボブは2週間以内にスターが見つからねばそれを承知すると、腹立ちまぎれに約束してしまった。するとこれを知ったバートは又もラ・ベル・アレットという架空のフランス名女優を仕立てて宣伝したので一杯食ったボブはこれを実在の人物と思いこんで出演を交渉するが、いつも秘書に電話で拒絶されてしまう。ところがバートのからくりに感づいたバートの秘書キティーは、前からアイリンに同情していたので、彼女をラ・ベル・アレットに仕立ててまんまとボブに契約を結ばせた。驚いたのはバートで、アイリンを呼んで詰問した。ボブがアレットのために開いた夜会に彼女はいつまでたっても出席しない。しかも新聞にはアレットはフランスに帰ったと記されてあった。ボブが心痛しているところへアイリンがバートと一緒に現れて素晴らしいタップ・ダンスをやった。ボブは初めて彼女がラ・ベル・アレットであった事を知り、アイリンの才能に歓喜し、ここに新作「ブロード・ウェイ・リズム」は彼女を主役として華々しくかいえんされることになった。

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作品データ

原題
Broadway Melody of 1936
製作年
1935年
製作国
アメリカ
初公開日
1935年
製作会社
M・G・M映画


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