ハンティング・タワー:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ハンティング・タワー
ハンティング・タワー
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ハンティング・タワー

1927年公開
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スコットランドの有名な喜歌劇俳優サー・ハリー・ローダー氏の処女出演映画で、オランダの小説家ジョン・バッカン氏の原作をチャールズ・ウィッテイカー氏が脚色し、英国映画界では著名なジョージ・ピアーソン氏が監督したもの。助演者は「燃ゆる青春」出演のヴェラ・ヴォロニナ嬢、「トウ・ダンス」出演のジョン・マナース氏、パット・エイハーン氏等である。(無声)

ストーリー

スコットランドのハンティングタワーに生れたディックソン・マッカンというお爺さんはグラスゴー市に住んで鮭の缶詰等を製造していたが、生れ故郷のハンティングタワーが恋しくて成らず或日釣竿一つでぶらりと出掛けたまではよかったが、ハンティングタワーに着いて泊まりつけの宿屋へ顔を出すと亭主が変わっていて何しても泊めてくれなかった。途方に暮れているところへ甥のジョンとばったり顔を合わせてやっとお爺さんは安堵した。で此のジョンというのが陸軍大尉という歴としたイギリス軍人でポーランドに出張を命ぜられている時サスキア・ヴォロノヴァという公爵令嬢の護衛役を勤めたが、ポール・アブレスコフという裏切者の公爵や国際的泥棒団に酷い目に逢わされた公爵令嬢がスコットランドのハンティングタワーに逃げたので其の後を追って故郷へ帰って来たのだった。ところが公爵令嬢がスコットランドへ来る時アブレスコフ公爵が泥棒に買収されているとは知らず行先を告げたので、姫が肌身離さず持っている貴重な宝石を狙う悪漢団は先廻りをして姫がハンティングタワーに到着するや時を移さずある古城に幽閉してしまった。という話を甥のジョンに聞かされたディックスン爺さんは一肌脱ぐことになり、グラスゴーの腕白小僧共を大勢引連れ城へ乗込み、泥棒共に泡を吹かせて無事に姫を救い出したのである。

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作品データ

原題
Huntingtower
製作年
1927年
製作国
イギリス
配給
パラマウント
初公開日
1927年
製作会社
ウェルシュ・ピアーソン


[c]キネマ旬報社