プラーグの大学生(1926):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
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プラーグの大学生(1926)
プラーグの大学生(1926)

プラーグの大学生(1926)

1926年公開
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かつてパウル・ウェゲナー氏とリダ・サルモノヴァとを主役として映画化せられた事のあるハンス・ハインツ・エーヴェルス氏が伝説に取材した物語を、「ユダヤの娘」の監督者として我国には知られているヘンリック・ガレーン氏が脚色監督して再び映画化したるもの。主役のプラーグの大学生には「カリガリ博士」「蝋人形の箱」等出演のコンラート・ファイト氏が扮し、それを助けて「ナポレオン」出演のアグネス・エステルハツィ嬢、「オセロ(1922)」「タルチュフ」出演のヴェルナー・クラウス氏、「ダントン」「オセロ(1922)」出演のフェルディナンド・フォン・アルテン氏、それに新顔のエリッツア・ラ・ポルタ嬢等が出演している。(無声)

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

プラーグの大学生バルドゥインは同大学第一の剣道の達人であったが、貧困は常に彼を苦しめていた。そして彼は花売娘リデュシュカに慕われてはいたが彼はそれを顧みようともしなかった。ある日怪しげな金貸スカピネルリが現れて彼を誘った。そして金を貸そうと申し出た。その一方スカピネルリは妖術を使って伯爵令嬢マルギットが兎猟の一行をバルドゥインの近くへとおびき寄せ、マルギットと彼とを行きあわせた。会った二人は互いに恋を感じた。令嬢と近附きになる為にバルドゥインは益々金の必要に迫られた。それにつけこんでスカピネルリは、彼に数万の金を与え、その代憤として鏡に映る彼の影を奪い去った。それ以来バルドゥインには影が失われた。しかし令嬢マルギットとの恋は益々芽生えて、彼は幸福に身をひたす事が出来た。しかもその幸福は長くは続かなかった。彼から去った影は忽ち現れて彼を脅かした。のみならず影はマルギットの許婚と彼の代わりに決闘してそれを殺した。人々はそれをバルドゥインの所為と思った。が、バルドゥインは人々に己の無罪を云い解く術がなかった。もしそれを云い解こうとすれば、彼は己が悪魔に影を売った事を人々に告白しなければならなかった。そして人々は次第に彼から離れ、彼を罵る様になった。バルドゥインは斯くして絶望と破滅にその身を惰した。影はいよいよ彼の行く手の至る所に現れて彼を呪った。死物狂になったバルドゥインは遂に最後の力をふり絞って己の影を狙撃した。そして影は再びバルドゥインの許に帰って来た。が、その時はバルドゥインの死ぬ時であった。バルドゥインの影に向かって発った弾は自らの胸元を貫いた弾であった。そして彼は再び立帰って来た己の影に最後の笑を漏らして息をひきとったのであった。

作品データ

原題
Der Student von Prag
製作年
1926年
製作国
ドイツ
配給
中央映画社
製作会社
ゾーカル

[c]キネマ旬報社

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