モンテイの脱線御亭主:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
モンテイの脱線御亭主
モンテイの脱線御亭主
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モンテイの脱線御亭主

1930年公開、コメディ
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「高速度珍婚双紙」「高速度珍婚膝栗毛」と同じくモンティ・バンクス氏がブリティシュ・インタナショナル・ピクチューズ社のために主演した喜劇で、ジョン・グライダー氏の原作からヴァル・ヴァレンタイン氏が脚色し、「高速度珍婚双紙」のハリー・ラクマン氏が監督したもの、助演者はリリアン・マントン嬢、レジナルド・フォックス氏、グラディス・フラヅィン嬢、クリフォード・ヒーザーリー氏などである。(無声)

ストーリー

チョビ髭のモンテイは近く花嫁を迎えるので郊外に新らしい家を買い求め、花嫁の親達の歓心をを買わんがため一夕ささやかな晩餐会を催すことになった。モンテイは一足先きにその家へ行き立派に出来上った未来の愛の巣を得意そうに調べていると扉をたたく者がある。出てみるとパジャマ一枚で若い女が立っていた。外は雨が降りしきっている。聞けば筋向いのピルスキ夫人であるが良人から閉め出しを喰ったので一時彼の家へ入れてくれという。モンテイも致し方なく澁々承諾する。折柄、当夜の正客たる花嫁ジョーイとその家族が見えたので彼は慌てて夫人を隠す。ところがピルスキ夫人は雨にぬれたのを口実にして風呂へ入ったり衣類を脱ぎ散らしたりする。一方花嫁の家族たちは家中を残らず見たいと言う、モンティここに進退谷まったが、とも角その場は事なく済んで花嫁たちは引上げる。すると今度はピルスキ夫人の良人が夫人とモンテイの仲を誤解し離婚訴訟を専門に扱っているジョーイの父親の事務所へゆく。丁度ひょっこり其所へ現われたモンテイはピルスキと顔を合わせ、ジョーイの父親の前ですっかり濡衣をきせられて折角の結婚ばなしがおじゃんとなる。だが飽くまでジョーイを思うモンテイは身の潔白を証明しようとアルプスの保養地に去った彼女の後を追ってピルスキ夫人同伴で出かける。このアルプス山中でまたもやピルスキに出会い誤解は誤解を生み、珍事百出の大騒動となったが結局モンテイの潔白が証明されてジョーイは再び彼の手に戻った。

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作品データ

原題
Compulsory Husband
製作年
1930年
製作国
イギリス
配給
三映社
初公開日
1930年
製作会社
BIP
ジャンル
コメディ


[c]キネマ旬報社