オブライエン巡査:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
オブライエン巡査
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オブライエン巡査

1930年公開
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「非常警戒」「脱走兵物語」のウィリアム・ボイドが主演する映画で、「南海の白影」「北欧の海賊」の脚色者ジャック・カニンガム氏が原作脚色台詞を書き、「旅役者」のテイ・ガーネット氏が監督、「恋の素顔」「非常警戒」のアーサー・ミラーが撮影したもの。助演者は「スピードウェイ」「コサック(1928)」のアーネスト・トーレンス、「恋多き女」「キートンの結婚狂」のドロシー・セバスチャン、「満腹狂想曲」「仮面の男(1929)」のクライド・クック、「西部戦線異常なし」のラッセル・グリースン、「アパートの殺人」のポール・ハースト、ラルフ・ハロルド等である。

ストーリー

巡査のビル・オブライイエンは悪漢団の首領のマイク・パテロを殺人犯として捕縛した手柄によって巡査部長に昇進した。それを誰よりも喜んだのはビルと恋仲の警察署の電話交換手ルース・デールであった。それからルースの弟で新米の巡査ジョニー・デールもビルの殊勲を自分の手柄のように喜んで、パテルが人殺しをする現場を目撃したのは自分だから公判の時にはその証言をするんだと言っていた。ルースは悪漢団の復讐を恐れてそれはやめてくれと願ったがジョニーは聞き入れ宇もなかった。署長のアントリウムはビルを呼んで、ビルの父親で詐欺を働いて投獄されていたJ・B・オブライエンが刑期をおえて出獄するが、彼は息子のビルが警官となっていることを知らないからそれを幸い再び悪事を働かないようによく監視するように注意した。ビルは平服で父親を迎えに赴いたが、父親の相棒のリモがビルを認めて故意に父子の対面を妨げた。その後ビルはジョニーにパテロ事件の証人となるのはやめたがいいと忠告したがジョニーは承き入れなかった。パテロの手下のリモは命を受けて裁判廷を見下ろすホテルの一室を借りた。ビルの父は悪癖が止まず泥棒を働いて偽物をビルの室の戸棚に隠した。パテロ事件公判の日証人席に着いたジョニーは隣家から狙撃されて即死したので、パテロは証拠不十分で放免された。しかしビルはジョニーの横死を憤激して必ず仇を討ってやると誓った。ビルの父をとっめてビルを痛めつけてやろうというのでパテロは親父を呼び寄せた。さすがに息子のことを思ってビルの父は尻尾を押さえられないようにしようとして乱闘となり、ビルの父とパテロとは共に倒れてしまった。ビルは犯罪者を父とするのを恥じて辞職しようとしたがルースにいさめられて思い止まった。

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作品データ

原題
Officer O'Brien
製作年
1930年
製作国
アメリカ
配給
欧米映画社
初公開日
1930年
製作会社
パテ映画


[c]キネマ旬報社