吸血鬼(1932):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
吸血鬼(1932)
吸血鬼(1932)
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吸血鬼(1932)

1932年11月10日公開、75分、ホラー/ファンタジー
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「あるじ」「裁かるゝジャンヌ」の製作者として知られるカール・テオドール・ドレイエルが数年ぶりで発表する映画で原作は英国の小説家シェリダン・ル・ファヌーの筆になるストーリーそれをドレイエル自身がクリステン・ジュルと協力して脚本にまとめ、「裁かるゝジャンヌ」と同じくルドルフ・マテが撮影に当たった。出演者の顔ぶれは「ヴェルダン 歴史の幻想」「征服されし人々」のモーリス・シュッツを始め、ジュリアン・ウェスト、レナ・マンデル、シビル・シュミッツ、ジャン・ヒーロニムコ、ヘンリエッタ・ジェラードの面々である。2003年10月11日より、東京・有楽町朝日ホール、京橋・フィルムセンター、渋谷・ユーロスペースにて開催された「聖なる映画作家、カール・ドライヤー」にて上映。2023年12月23日より、シアター・イメージフォーラムほか全国で開催の「カール・テオドア・ドライヤー セレクション vol.2」にて、劇場上映。(配給:ザジフィルムズ)

ストーリー

夢想家であり、奇人であるアラン・グレーはある夜おそくクルタンピエール村の寂れた旅館へやって来る。その周囲の凄惨な光景が彼に強い印象を与えた。そして世にも不思議な夢を見る。--老婆の姿をした吸血鬼がある村医者とその助手なる義足の男とを自分の忠実なる家来にする。この吸血鬼はかつて世にありし時犯した罪悪のために墓場に入っても静安を得ることの出来ない女亡者で人間の生き血を吸わねば生きていられないのである。まず第一の犠牲者はある城主の娘であるが吸血鬼は例の義足の男を唆して城主を殺させる。その城主の客となったアランはある古い記録によって吸血鬼の存在とその魔力とについて学ぶ。殺された城主の二番娘ジゼールとアランとの間に強い愛情が生ずる。吸血鬼に見込まれた病めるレオーヌは医者のたくらみの為に自殺しようとする。医者はアランを説きつけて輸血を承諾させたのであった。最後の瞬間に忠実な老僕の感づくところとなりレオーヌの自殺の企ては遮られ毒殺の瓶は彼女の手からもぎとられる。その毒薬はかの吸血鬼がレオーヌに飲ませるべく医者に渡したものであった。老僕は記録を漁った結果、吸血鬼を退治する方法とレオーヌの生き血をすすった老婆が昔クルタンピエールに住んでいてずっと以前に死んだマルグリット・ショパンであることを知る。アランは吸血鬼に恐ろしい妖怪談を聞かされるが、それにも拘わらず老僕を助けてマルグリット・ショパンの墓を揆き死人の心臓に鉄棒を突き刺すことによって吸血鬼を退治する。そこで吸血鬼の魔力は失われ、レオーヌに祟っていた隠霊は消えてしまう。医者と義足の男はその罪によって殺される。アランは彼が医者の手から救い出したジゼールと共に夜の恐怖の去った輝かしい夏の朝を迎える。夢はここで終わっている。

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作品データ

原題
Vampyr
製作年
1932年
製作国
ドイツ
配給
東和商事
初公開日
1932年11月10日
上映時間
75分
製作会社
スター
ジャンル
ホラーファンタジー


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