山鷲:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
山鷲
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山鷲

1925年公開、57分
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チャールス・ラプウォース氏が書卸した台本により「快楽の園」と同じくアルフレッド・ヒッチコック氏が監督したもので、主役はマルコム・キーン氏、「毒蛇」「俄か海賊」等出演のニタ・ナルディ嬢、「第五階級」「ジーグフリード」等出演のベルンハルト・ゲツケ氏で、ウィリアム・ジョン・ハミルトン氏が助演している。無声。

ストーリー

アルプス山間の一寒村に村人から「山鷲」と綽名されている青年がいた。彼の名はゴトフリードと言い正義を愛する豪快な気性を持ち村里から離れた山腹の侘びしい小屋に住んでいた。「山鷲」の存在を目の上の瘤として快く思わなかったのは村長のペーテルマンであった。彼は村一番の長者であり権勢家であったが生来貪欲な彼は不正な事も敢えて行ったことがあるからである。しかしペーテルマンも子の愛は持っていた。彼の息子のアマンヅスを立派な男とするため女教師ベアトリス・レーメルの許に遣した。彼はベアトリスが美人の評判が高いので息子ともしや間違いでもあってはと自ら彼女を訪れた。彼はベアトリスの美に心を奪われ無理に抱擁しようとした。所を息子が見て父には一言の別辞も述べず旅に行ってしまった。ペーテルマンは息子の誘惑者として彼女の事を村人に中傷した。村人達が彼女を追放しようとした時ゴトフリードは彼女を救って山の小屋に伴い帰った。二人はやがて許し合う仲となった。女を奪われ息子を失ったペーテルマンは村人を扇動して山鷲を獄に投じた。しかもその時ベアトリスは既に母となっていた。山鷲は子を見たさに破獄したが村人はそれを知り逃亡者を捕らえようとして、帰って来たアマンヅスを誤って狙撃した。しかし弾丸はそれて村長ペーテルマンに命中した。倒れた村長は病児を抱いて医師の許に走る山鷲夫婦の姿を見て、其の児、健康を祝福しつつ死んだ。

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作品データ

原題
The Mountain Eagle/Der Bergadler
製作年
1925年
製作国
ドイツ
配給
エメルカ映画社
初公開日
1925年
上映時間
57分
製作会社
エメルカ


[c]キネマ旬報社