ベニスの恋の宵:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ベニスの恋の宵
ベニスの恋の宵
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ベニスの恋の宵

1925年公開
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フィリップ・ギッブス卿作の小説に基づいてフランク・ティレー氏が映画脚色し、ワルター・ニーブール氏が監督したもので、「ありし日のナポレオン」「面影」等出演のアルレット・マルシャル嬢、「快楽の園」出演のジョン・スチュアート氏、「青年時代より歌は響けり」に共演したジャック・ミロング・ミュンツ氏及びマリア・ミンツェンティ嬢、マルガレーテ・シュレーゲル嬢、ヒュー・ミラー氏等が競演している。無声。

ストーリー

水の都恋の都ヴェニスの社交界に時めく妖艶なアスツニ伯爵夫人は、トマソという社交界の貴婦人専門の色魔の為に誘惑されて放縦な生活を送っていた。しかし夫人の理知は早くもトマソの人格を判断し彼を避けるようになったが伯爵との満たされぬ愛の生活は夫人に絶えず何物かを求めさせずには措かなかった。こうして夫人は青年ポップと愛の絆に結ばれた。トマソは夫人に復讐しようと企て先ず彼女を誘拐する機会を狙っていた。ポップは夫人との関係があったが許嫁ベティーと結婚しなければならなかった。其の結婚式に臨もうとするアスツニ伯爵夫人の途中を擁してトマソは変装して襲った。急報に驚いたポップは夫人を救おうとして敵地に乗り込み却って象寡敵せず傷ついた。夫人はこうしてトマソの隠れ家に幽閉されて屈辱を忍ばねばならなかった。これを知った唄い女マルキタはかつてアスツニ伯爵に救われた報恩の為に伯爵夫人を助けようと弟と力を合わせて監禁されている夫人を救いだした。夫人は懺悔と感謝とに涙を流した。邪魔された事を知って憤ったトマソはマルキタを刺したが彼自身も彼女の弟の復讐の刃に倒された。かくて伯爵夫妻は愛に甦りポップとベティーの新婚生活にも恵まれた日が続いた。

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作品データ

原題
Venetian Lovers Venexianische Liebesabenteuer
製作年
1925年
製作国
ドイツ
配給
エメルカ映画社
初公開日
1925年
製作会社
エメルカ


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