舞台裏の戦慄:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
舞台裏の戦慄
舞台裏の戦慄
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舞台裏の戦慄

1988年公開
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「紳士渡世」「勝利の朝」のダグラス・フェアバンクス・ジュニアと「潜水艦SOS」「カリアンテ」のドロレス・デル・リオが主演する映画で、「紳士渡世」同様ソーントン・フリーランドが監督したもの。脚色は「勝利の朝」「街のをんな」のゾー・エイキンスが「泰西侠盗傳」のジョージ・バロードと協力して書いた。助演者はイギリス劇壇の女優フローレンス・デスモンド、「紳士渡世」のベイジル・シドニー、セシル・ハンフリー、エスメ・パーシー、ローランド・カルヴァ其の他でキャメラはヴィクター・アーミニーズが担当した。

ストーリー

トニイとギャビイの夫婦はパリ劇場の支配人モレルと契約を結んで、小刀投げの曲技を演ずる事になった。長年この一座のスターである年増女のイヴェットはトニイを見て浮気心を起こし、仕事にかこつけて彼を衣裳室に呼び込み誘惑しようとしたが、彼は態よくそれを断った。しかしギャビイは二人の仲を疑って嫉妬するのでトニイはやっと彼女をなだめたものの、それから二人の女は事毎に反目し、遂には舞台の上でまで争うようになったので、支配人のモレルはトニイを説いてイヴェットのアパートへ行かせ、彼女の御機嫌を直し舞台を無事に済ませるようにした。トニイは止むなく支配人の意を汲み、彼女の家へ行くため劇場を出ようとすると、その舞台裏でイヴェットの衣裳室を尋ねている見知らぬ男に出会った。アパートへ行くとイヴェットは留守だったのでトニイは家へ帰ったが、すぐその後でギャビイも外から帰って来た。暫くすると警官が来てギャビイをイヴェット殺害の嫌疑で拘引した。情状は彼女に不利で、イヴェットは小刀で刺されていたため小刀投げの芸人であるギャビイが、嫉妬から殺したものだと思われていた。しかし飽くまで妻の無実を信ずるトニイは、楽屋裏で会った見知らぬ男を思い出し彼の行方を探した。裁判が殆ど終結しようとしている時、トニイは遂にその見知らぬ男を探し出してギャビイの弁護士ユージンの許へ連れて来た。弁護士はその男を色々訊問した結果、ギャビイの無実を証明すると共に、その男自身が犯人である事を立証することが出来た。彼はイヴェットの亭主で前科者のヘンリイであった。

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作品データ

原題
Accused
製作年
1988年
製作国
イギリス
配給
UA
初公開日
1988年
製作会社
クライテリオン


[c]キネマ旬報社