俺は善人だ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
俺は善人だ
俺は善人だ
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俺は善人だ

1935年公開、コメディ
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「笑う巨人」「吾れは愛せり」のエドワード・G・ロビンソンが2役を勤めて主演するギャングスター・コメディーで「世界は動く」「肉弾鬼中隊(1934)」のジョン・フォードが監督に当たったもの。原作はW・R・バーネットが書き下ろし「或る夜の出来事」「カーニバル」のロバート・リスキンと「青空天国」「恩讐」のジョー・スワーリングが協力して脚色した。キャメラは「青空天国」「海を嫌う船長」のフォゼフ・オーガストが受け持った。相手役は「町内大人気」「珍暗黒街」のジーン・アーサーで、「青空天国」のアーサー・ホール、「肉弾鬼中隊(1934)」のウォーレス・フォード、「地獄の市長」のアーサー・バイロン、エチエンヌ・ジラルド、ポール・ハーヴェイ等が助演している。

ストーリー

内気で善良な会社員アーサー・ファーガスン・ジョーンズは、彼が心密かに恋している同じ会社のクラーク嬢と昼飯を会食中、脱獄した暗黒街の巨漢「殺人鬼」マニヨンと要望が酷似している為に人違いされて補導される。取り調べの結果すぐ彼の潔白は証明されたが、再び間違えられては困るので、検事はジョーンズに身分証明書を与える。ジョーンズはこの事件で一躍有名となったのである。ところがその晩彼が帰宅すると、マニヨンが待っていた。マニヨンはジョーンズの身分証明書を夜の仕事に利用する為に借りに来たのである。臆病なジョーンズは「殺人鬼」に脅かされて自分は昼間だけ証明書を使えばよいと約束した。その夜マニヨンが悪事を働き人殺しをしたので、当局はマニヨンを見つけ次第射殺して良いと命令を発した。一方クラーク嬢はジョーンズをアパートに尋ねて、マニヨンが代わりに居ることを見破った為にマニヨンの一味に監禁される。当局はジョーンズを誤って射殺する事を恐れて彼を保護倹束することとなる。マニヨンは大胆にもジョーンズの代わりに入獄し、彼を裏切ったマーティンをこっそり殺してしまう。そして検事に召還される途中逃走して、己の身代わりにジョーンズを警官に血祭りに上げさせようと、巧言をもってジョーンズを銀行へ使いに出す。ところがジョーンズは途中で預かった金を失って引き返し、マニヨンの子分の話でマニヨンの計画を知るや咄嗟にマニヨンになりすます。とは知らぬマニヨンが立ち戻った所をジョーンズだ撃て! と子分に命じてマニヨンを射殺させ、子分どもを警官に引き渡す。かくて懸賞金を貰ったジョーンズは晴れてクラーク嬢と結婚が出来たのである。

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作品データ

原題
The Whole Town's Talking
製作年
1935年
製作国
アメリカ
初公開日
1935年
製作会社
コロムビア映画
ジャンル
コメディ


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